平成13年10月17日 埼玉県川口市本町4-1-8 科学技術振興事業団 電話(048)226-5606(総務部広報室) |
科学技術振興事業団(理事長 沖村憲樹)では、平成11年度より大学等の研究成果をベンチャービジネスにつなげていくために起業化に向けた研究開発を行う新規事業志向型研究開発成果展開事業(プレ・ベンチャー事業)を実施してきました。
この度、プレ・ベンチャー事業の平成11年度に開始しました研究開発課題「可変遺伝子トラップ法によるトランスジェニックマウス作製技術」の研究開発チーム(リーダー:井出博之、サブリーダー:山村研一熊本大学発生医学研究センター教授)のメンバー及び熊本大学の研究者等が出資してベンチャー企業株式会社ユージーン(井出博之社長、本社:熊本市、資本金:1,000万円)を平成13年10月1日に設立しました。
株式会社ユージーンでは、トランスジェニックマウス作製のためのESトラップ細胞、遺伝子挿入細胞及び遺伝子トラップマウス等の販売を目指すとともに、開発した遺伝子トラップマウスを用いた新薬の開発、トラップ遺伝子の解析、網羅的解析表現型解析技術の開発等を行います。同社から生み出される低価格で多種類のトランスジェニックマウスは、研究素材としてバイオサイエンス、医薬品研究開発分野での利用が期待されています。
なお、本件についての問い合わせは、企業化開発事業本部
技術展開部 新規事業創出室 (電話03−5214−0016) 服部又は難波までご連絡下さい。 |
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