科学技術振興事業団報 第175号
平成13年9月3日
埼玉県川口市本町4−1−8
科学技術振興事業団
電話(048)226-5606(総務部広報室)

権利化試験事業 平成13年度新規採択課題を決定

 科学技術振興事業団(理事長 沖村 憲樹)は、権利化試験事業の平成13年度における新規採択課題5件を別紙1のとおり決定した。
 この事業は、大学、国公立研究機関などで生まれた研究成果のうち実用技術への展開が期待できる基本的特許が出願されているものについて、その特許に関する周辺の応用特許などの知的所有権の権利化を図るものである。このことにより事業団の技術移転諸制度を活用した新技術の育成や実用化開発につながることを期待している。
 今年度の募集では165件の応募があり、研究成果実用性評価委員会(別紙2 委員長 川田裕郎 日本計量振興会会長)において、研究成果の独創性、権利化の必要性、試験計画の妥当性、波及効果、新産業創出の可能性などの観点から書類審査及び面接審査(事前評価)を実施し、最終的に5件の試験課題を採択した。採択倍率は33倍であった。
 今後、所定の事務手続きを行った後、試験を開始する予定である。

 なお、本件に関するお問い合わせは、技術展開部 成果活用促進課 安藤または井上までご連絡下さい(電話 03-5214-8477)。

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