(参考4)
・ねらい
科学技術創造立国を目指す我が国にとって、独創的な基礎研究への期待はますます大きくなっています。本事業は、時代を先駆ける科学技術の芽を創るため、研究者個人の独創性を活かした自由な発想に基づく基礎研究を推進することを目的として、これまでアンダーグラウンドで個人的に暖められていた初期的な段階の研究を伸ばすことを重視しています。研究対象としては、発想の段階から仮説提案へ、あるいは新しいコンセプトの提案につながるような研究、また科学技術創造立国を目指した知的資産の形成、新技術の創製に向けて、柔軟な発想とチャレンジ精神を持った30歳代を中心とした若手個人研究者に焦点をあて、独創性に富む研究提案を広く募集し、基礎的研究を推進するものです。
・仕組み
@ | 【個人研究型】と【ポスドク参加型】の2つの研究方式を設定し、30歳代を中心とした若手個人研究者の研究を推進。 | ||||||
A | 国の設定した戦略目標等を踏まえ、研究領域を科学技術振興事業団が設定し、各研究領域毎に研究課題及び研究者を募集。応募対象者は以下の通り。
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B | 事業団は、研究領域毎に領域総括を指定し、研究課題及び研究者を領域アドバイザーの協力を得て領域総括が選考。また、領域総括は個々の研究が円滑に行えるよう助言を行い、また研究者の相談を受けるなど領域を運営。 | ||||||
C | 選定された研究者は一定期間(原則3年間)事業団に所属(出向、兼任も可)し、以下のように実施。
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・研究期間
研究課題ごとの研究期間は原則3年間です。
・研究費
研究費は、【個人研究型】1研究課題当り年間1千万円程度、3年間で総額3〜4千万円程度、【ポスドク参加型】が1研究課題当り年間2.5千万円程度、3年間で総額7〜8千万円程度(研究員、技術員等の人件費を含む)です。
・研究実施場所
研究実施場所については、既存の施設を活用します。
・研究成果
研究成果については学会、シンポジウム等を通じて積極的に公表します。また、工業所有権等については原則として研究者(発明者)と事業団との共有になります。
This page updated on June 22, 2001
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