(別紙3)

計算科学技術活用型特定研究開発推進事業における募集特定分野の概要


@ 物質・材料分野
  • 物質・材料に関するナノ・ミクロ現象の解明
  • 物質・材料の反応設計や創製技術
  • マルチスケール複雑現象の統合的解析
  • その他、物質・材料分野を支える情報基盤技術
A 生命・生体分野
  • 高次のゲノム情報の抽出と利用にかかわるコンピューティング技術
  • 生命・生体システムの機能、形状モデルと応用技術
  • その他、生命・生体分野を支える情報基盤技術

    注:高次のゲノム情報には下流情報であるタンパク質が含まれる。
B 地球・環境分野
  • 環境問題の正確な把握と予測に関する新たなモデリング手法
  • 地球環境の改善に役立つ観測データの分析・評価システム
  • その他、地球・環境分野を支える情報基盤技術
C 情報通信分野
  • 次世代インターネット等新しいネットワーク技術
  • 通信セキュリティ技術
  • 擾乱に強いコンピューティング技術
  • シミュレーションに共通的な基盤的ソフトウェア(可視化ソフト、OS、ライブラリ等)に関する研究
  • その他、情報通信分野の発展に直接的に寄与する研究
Dスーパーコンピュータネットワーク型
  • 上記@〜Cの分野のうち、スーパーコンピュータを複数台(注1)用いた連成シミュレーション等の仮想的研究環境の実現およびそのような環境で利用できるソフトウェア等を対象とし、かつITBL(注2)に資する成果を期待できるもの
注1) スーパーコンピュータはWAN環境下にある2台以上を利用することが望ましいです。スーパーコンピュータがLAN環境下にあっても応募は可能ですが、WAN環境の方がより望ましいです。なお、開発環境は応募者が準備して下さい。すなわち、スーパーコンピュータならびにネットワークの利用については応募者が各管理機関から利用の承諾を得て応募して下さい。
注2) ITBLとはIT-Based Laboratoryの略で、文部科学省が計画している国内に散在する高性能計算資源(スーパーコンピュータ、アプリケーション、データベース等)を高速ネットワーク上で共有する、高度なシミュレーション等を行う仮想研究環境を指します。開発したソフトウェア等は最終的にはITBL上のスーパーコンピュータ上で利用されるものとします。

This page updated on June 22, 2001

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