科学技術振興事業団（理事長　川崎雅弘）は、平成１１年度に発足した「新規事業志向型研究開発成果展開事業」における新規課題を別紙１の要領で募集いたします。
　本事業は、大学、国公立研究機関等の優れた研究成果の実用化を促進するため、当該研究成果に基づき起業化につながることが期待される研究開発及び起業化に必要な調査を実施するものです。
　大学や国公立研究機関等の研究成果（特許等）に基づき、起業により実用化しようとしているもののうち、実用化に向けての研究開発、調査を必要とする課題を募集します。応募は、研究開発責任者（注１）と起業化責任者（注２）の連名でしていただきます。
　なお、採択課題は、応募いただいた課題の中から、学識経験者からなる選考評価委員会の選考を経て決定します。
　選定された課題については、提案者を中心とする数名の研究開発チームを組織し、３年以内で研究開発を実施していただきます。研究開発は、原則として提案者である研究開発責任者が所属する大学、国公立研究機関と共同研究等により進めます。また、研究開発実施場所を所属試験研究機関の外に設けることも可能です。
　研究開発終了後は、提案者が研究開発の成果をもとに速やかに起業することが望まれます。事業の詳細は別紙２のとおりです。
　なお、本募集は平成１３年度予算の成立を前提としています。

・新規事業志向型研究開発成果展開事業の仕組み