| 課題名 |
「急速加熱粉末鍛造法によるアルミニウム合金部品の製造技」 |
| 研究者 |
| 東北大学 金属材料研究所 |
所長 井上明久 |
| （財）電気磁気材料研究所 |
所長 増本健 |
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| 所有者 |
| 東北大学 金属材料研究所 |
所長 井上明久 |
| （財）電気磁気材料研究所 |
所長 増本健 |
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| 委託企業 |
住友電気工業株式会社 |
| 開発費 |
303,916,898円 |
| 開発期間 |
平成7年3月3日〜平成12年3月31日（5年） |
| 評価 |
アルミニウムに結晶粒の核形成元素としてジルコニウムを、また結晶粒成長阻害元素として希土類金属及び遷移金属を加え、これを溶融し液体噴霧装置により微細結晶（nmオーダー）からなる粉末合金を得る。この粉末合金を鍛造法により固化形成する際に急速加熱することで、非常に小さい結晶粒から構成される新アルミニウム合金の製造に成功した。
従来のアルミニウム合金は高強度（引張強度）と高靱性を同時に成り立たせることが困難であったが、本新技術により金属組織の微細な構造が可能となったため、高強度と高靱性のほか、疲労特性、クリープ特性にも優れた合金が製造できた。このため、高強度や耐久性が要求される輸送用車両部品や高速運動する機械部品などへの利用が期待される。 |
| 評価者 |
| 新技術審議会長 |
末松安晴 |
| 新技術審議会新技術開発部会長 |
笛木和雄 |
| 新技術審議会委員 |
笛木和雄、舘野之男、富山朔太郎、増本健、小粥正己 |
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| 評価日 |
平成12年9月25日 |