課題名 | 「超音速自由噴流による表面電離型検出器」 | ||||||
研究者 | 藤井敏博(国立環境研究所 化学環境部 計測技術研究室 室長) | ||||||
所有者 | 環境庁国立環境研究所 所長 | ||||||
委託企業 | 株式会社島津製作所 | ||||||
開発費 | 59,189,606円 | ||||||
開発期間 | 平成7年11月〜平成11年11月 | ||||||
評価 | 本新技術は、ガスクロマトグラフにおいて、有機化合物系試料分子をイオン化し、それを電気的に検出する装置に関するものである。原理的には、カラムによって分離された試料に水素やヘリウムといった分子量の小さなガスを多量に添加し、加熱したノズルより真空中に噴出させ超音速自由噴流とし、高い運動エネルギーを与え、高温に保たれたレニウムなどの金属表面に衝突させてイオン化させ、イオン電流を測定することで試料分子を検出するものである。 本新技術では、従来の表面電離検出器(SID)との比較においても、より広範囲の有機化合物を高感度で検出可能とする装置であり、アミン類などへの選択性を活かし薬物動態の研究の他、環境分析などへの応用も期待される。 | ||||||
評価者 |
| ||||||
評価日 | 平成12年6月26日 |
本件に関する問い合わせ先 | 東京都千代田区四番町5−3 | |
科学技術振興事業団 | Tel: 03-5214-8996 | |
開発業務部 管理課 | Fax: 03-5214-8399 | |
草野、増渕 |
This page updated on July 13, 2000
Copyright© 2000 Japan Science and Technology Corporation.
www-pr@jst.go.jp