開発を終了した課題の評価


課題名 「固体電解質型炭酸ガスセンサ」
研究者 故田川博章(元 横浜国立大学 環境科学センター 教授)
水崎純一郎(東北大学 科学計測研究所 教授)ほか
所有者 故田川博章(元 横浜国立大学 環境科学センター 教授)
水崎純一郎(東北大学 科学計測研究所 教授)
株式会社曙ブレーキ中央技術研究所
委託企業 曙ブレーキ工業株式会社、株式会社曙ブレーキ中央技術研究所
開発費 263,345,860円
開発期間 平成8年3月〜平成12年3月
評価  検知極(炭酸リチウム、金)、リチウムイオン伝導体(炭酸リチウム、結晶化ガラス)および基準極(2種類のリチウムフェライト、金)の三層構造からなる炭酸ガスセンサを開発した。本センサは、検知極に炭酸ガスが接触することにより発生する起電力により炭酸ガス濃度の変化を決定できることを利用するものである。
 本炭酸ガスセンサは、@小型に素子化することができる、A汚れや粉塵の影響が比較的小さいので保守が軽減される、さらにはB安価に製造が可能である等の特徴を有することから、室内、作業現場等の換気制御やハウス栽培における炭酸ガス濃度制御等に利用されるものと期待される。
評価者
新技術審議会会長 末松安晴
新技術審議会新技術開発部会長 笛木和雄
新技術審議会委員 笛木和雄、舘野之男、徳久芳郎、富山朔太郎、中島泰夫、
廣部雅昭、増本 健、小粥正巳(代理出席 高木 靖)
評価日 平成12年5月29日
本件に関する問い合わせ先 東京都千代田区四番町5-3
科学技術振興事業団
開発業務部 管理課 草野、田口
Tel 03-5214-8996; Fax 03-5214-8399;

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