科学技術振興事業団報 第133号


平成12年4月24日
埼玉県川口市本町4-1-8
科学技術振興事業団
電話(048)-226-5606(総務部広報担当)

「戦略的基礎研究推進事業」における
新研究領域と研究統括の決定
および研究提案募集の開始

 科学技術振興事業団(理事長 川崎雅弘)は、「戦略的基礎研究推進事業」において、新たに2研究領域とその研究統括を決定し(別紙1)、平成12年度研究提案募集を、前記新規研究領域も含めた8研究領域(別紙2)で別紙3に示す要領にて、平成12年4月24日(月)から平成12年6月19日(月)まで行う。
 今回新たに設定した研究領域「生物の発生・分化・再生」、「植物の機能と制御」は、科学技術庁が新たに設定した戦略目標「技術革新による活力に満ちた高齢化社会の実現」(参考1)のもとに設けたものである。
 研究提案においては、昨年度に引き続き、一研究テーマ当たりで必要となる研究の規模により、研究費を大、中、小の3種類のうちから1つを応募者が選択することとした。また、採択に際しては、研究チームの中の共同研究者、サブグループの必要性などについて、十分検討を行うこととした。
 募集に際しては、7か所(別紙4)にて募集説明会を開催する予定である。

 戦略的基礎研究推進事業は、「科学技術創造立国」を目指し、明日の科学技術につながる知的資産の形成を図るため、国立試験研究機関や大学などに所属する研究者が、その研究機関の研究ポテンシャルを活用しつつ、基礎研究を推進するものである。そのため、国が定めた戦略目標のもとに事業団が研究領域を定め、当該研究領域について広く研究提案の募集を行う。募集締切後、書類審査、面接審査により研究代表者および研究課題を選定する。選定後、契約などの条件が整い次第、研究を開始する予定である。

@戦略目標「大きな可能性を秘めた未知領域への挑戦」の下の研究領域
A戦略目標「分子レベルの新機能発現を通じた技術革新」の下の研究領域
B戦略目標「環境にやさしい社会の実現」の下の研究領域
C戦略目標「資源循環・エネルギーミニマム型社会システムの構築」
D戦略目標「技術革新による活力に満ちた高齢化社会の実現」の下の研究領域
戦略的基礎研究推進制度における戦略目標(抜粋)

※この発表の内容についてのお問い合わせは、以下までご連絡下さい。
  科学技術振興事業団 基礎研究推進部 石田、安藤まで
  (電話 048-226-5635、FAX 048-226-1164)


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