科学技術振興事業団報 第124号

平成11年12月13日
埼玉県川口市本町4-1-8
科学技術振興事業団
電話(048)-226-5606(総務部広報担当)
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「戦略的基礎研究推進事業」における
新研究領域「高度メディア社会の生活情報技術」と
研究統括の決定および研究提案募集の開始

 科学技術振興事業団(理事長 中村守孝)は、「戦略的基礎研究推進事業」において、新たに研究領域「高度メディア社会の生活情報技術」を、その研究統括として長尾 真 京都大学長を決定した(別紙1)。これをもとに研究提案募集を別紙2に示す要領にて、平成11年12月13日から平成12年1月31日まで行う。
 今回新たに設定した研究領域「高度メディア社会の生活情報技術」は、戦略目標「大きな可能性を秘めた未知領域への挑戦」(参考1)のもとに設けたものである。
 研究提案おいては、一研究テーマ当たりで必要となる研究の規模により、研究費を大、中、小の3種類のうちから1つを応募者が選択することとした。また、採択に際しては、研究チームの中の共同研究者、サブグループの必要性などについて、十分検討を行うこととした。

 戦略的基礎研究推進事業は、「科学技術創造立国」を目指し、明日の科学技術につながる知的資産の形成を図るため、国立試験研究機関や大学などに所属する研究者が、その研究機関の研究ポテンシャルを活用しつつ、基礎研究を推進するものである。そのため、国が定めた戦略目標のもとに事業団が研究領域を定め、当該研究領域について広く研究提案の募集を行う。募集締切後、書類審査、面接審査により研究代表者および研究課題を選定する。選定後、契約などの条件が整い次第、研究を開始する予定である。

※この発表の内容についてのお問い合わせは、以下までご連絡下さい。
科学技術振興事業団  基礎研究推進部 石田、森本
TEL 048-226-5635
FAX 048-226-1164

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