| 課題名 | 「リン脂質極性基を有するポリマーの製造技術」 |
| 研究者 | 中林宣男（東京医科歯科大学 医用器材研究所 教授） 石原一彦（東京大学大学院工学系研究科 助教授） |
| 所有者 | 科学技術振興事業団、日本油脂株式会社 |
| 委託企業 | 日本油脂株式会社 |
| 開発費 | 800,000,000円 |
| 開発期間 | 平成6年3月〜平成11年3月 |
| 評価 | 本新技術は、塩化リン化合物等を出発原料とし、リン酸エステル化等の反応を行い、生体膜を構成するリン脂質と類似の構造を分子内に有する2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン（MPC）を合成し、これを単独重合、或いは、メタクリル酸エステルなどとの共重合により、リン脂質極性基を有するポリマーを製造する技術に関するものである。 本技術によるMPCポリマーは、タンパク質や血球などの吸着低減などの優れた生体適合性を有し、かつ、使用目的にあった広範な分子設計が可能なため、カテーテルや人工臓器等の表面修飾剤、コンタクトレンズへの用途が期待される。 |
| 評価者 | 新技術審議会会長 末松安晴 新技術審議会新技術開発部会長 笛木和雄 新技術審議会委員 笛木和雄、高橋 清、舘野之男、徳久芳郎、富山朔太郎、 中島泰夫、廣部雅昭、増本 健 |
| 評価日 | 平成11年5月26日 |
| 本件に関する問い合わせ先 | 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興事業団 開発業務部 管理課 草野、増渕 Tel: 03-5214-8996; Fax: 03-5214-8399 |
This page updated on June 16, 1999
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