開発を終了した課題の評価

団報第106号(開発課題D95-03)

課題名 「低速陽電子ビーム短パルス化装置」
研究者 東京大学原子力研究総合センター 助教授 伊藤泰男
所有者 東京大学原子力研究総合センター 助教授 伊藤泰男
住友重機械工業株式会社
委託企業 住友重機械工業株式会社
開発費 185,752,971円
開発期間 平成7年11月27日〜平成10年11月30日
評価  減速材により低速にした陽電子連続ビームをパルス化した後、最適な電場を印加することにより、パルスの圧縮を効率よく行う陽電子ビーム短パルス化装置を開発した。
 本装置は、(1)陽電子の利用効率が高くなるので、陽電子源は小規模なもので良く、装置全体の設置費用が低減できる、(2)高品質の短パルスビームが得られるため、原子空孔型格子欠陥の計測及び物質表面の高感度元素分析等においてS/N比が向上する、等の特徴を有することから材料の研究・開発の分析手段として応用が期待される。
評価者 新技術審議会会長 末松安晴
新技術審議会新技術開発部会長 笛木和雄
新技術審議会委員 高橋清、舘野之男、徳久芳郎、富山朔太郎、中島泰夫、
         廣部雅昭、増本健、小粥正巳
評価日 平成11年3月24日
本件に関する問い合わせ先 東京都千代田区四番町5-3
科学技術振興事業団 開発業務部 管理課 木曽原 直之
Tel 03-5214-8996 Fax 03-5214-8399

This page updated on April 22, 1999

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