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JST news 2015年3月号

JSTnews

JSTnewsは、独立行政法人科学技術振興機構(略称JSTの広報誌です。JSTの活動と、最新の科学技術・産学官連携・理数教育などのニュースを、わかりやすくご紹介します。

Index20153月号

 

記事1

記事1写真
写真提供:鹿児島大学 地頭薗隆教授

 
P.03土砂災害の軽減にも貢献する新しい水資源

山の地下に眠る“宝の水”の利用を目指す

「動かざること山のごとし」といわれてきた。ところが昨年8月の広島市の大規模な土石流など、近年豪雨による山の災害が多発するようになった。豪雨は地球温暖化の影響と見られるが、目に見えない山の中の構造を明らかにできれば、山体崩壊や土砂災害への備えも可能になる。さらに地下に眠る安全な水資源の探索、開発、利用にもつながる。ユニークな研究に着手した京都大学の小杉賢一朗准教授のグループのチャレンジに同行した。

記事2

記事2写真

 
P.08住民の健康診断データを活用〜弘前大学のCOIプログラム

“短命県”のピンチをチャンスに変える!

日本が今後、国際的な競争の中で生き残り、経済再生を果たしていくためには、革新的なイノベーションを連続的に生み出していくことが必要である。JSTでは、将来あるべき社会の姿、暮らしのあり方(ビジョン)の実現に向けた、センター・オブ・イノベーション(COI)プログラムを実施している。全国の12拠点が、独自のビジョンを掲げて、将来への課題に取り組む。その1つである弘前大学の拠点では、日本一の短命県を返上しようと、ビッグデータを活用した病気の予兆、予防システムの開発を目指す。

明日へのトビラ

明日へのトビラ写真

 
P.12医療と天文学への応用期待

福島の広域除染に小型・軽量カメラを

東京電力福島第一原子力発電所の事故から4年。飛散した放射性物質を特定し、除染するのは時間も人手もかかる。効率良く除去するには、目に見えない放射線を可視化し、画像にできれば、一目瞭然だ。浜松ホトニクス株式会社(静岡県浜松市)と早稲田大学理工学術院総合研究所の片岡淳教授の研究室はこれまでの技術を駆使して「ガンマ線撮影用コンプトンカメラ」を共同開発した。軽量・コンパクトで迅速かつ正確に画像化できると、注目されている。

TOPICS

TOPICS写真

 
P.14JSTの最近のニュースから…

TOPICS

【話題】 日本科学未来館に再生医療の新展示
【話題】 携帯電話で感染症の封じ込め
【研究成果】 消費電力の少ないトランジスターを開発!
【研究成果】 再生医療技術で人間の臓器作成に一歩近づく

さきがける科学人

さきがける科学人写真

P.16戦略的創造研究推進事業さきがけ
「生体における動的恒常性維持・変容機構の解明と制御」領域
研究課題「超長寿げっ歯類ハダカデバネズミを用いた『積極的老化予防』機構の解明」

長寿ネズミの命の秘密を解き明かしたい!

北海道大学 遺伝子病制御研究所 動物機能医科学研究室 講師
三浦 恭子

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表紙画像

表紙写真について

滋賀県大津市にある葛川流域の調査現場で、ボーリングして得られた基岩のサンプル(コア)を観察する京都大学大学院農学研究科の小杉賢一朗准教授と研究室のメンバー。主に地質、風化の度合い、亀裂の本数や角度などを見る。「ボーリングコアを解析することで、断層の影響など地下の状態や成り立ちが推定できます。コアは山の歴史を教えてくれます」。前列右から、小杉准教授、正岡直也研究員、チリ出身のクリストバル・バディジャ研究員。

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