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JST news 2013.7月号

JSTnews

JSTnewsは、独立行政法人科学技術振興機構(略称JST)の広報誌です。JSTの活動と、最新の科学技術・産学官連携・理数教育などのニュースを、わかりやすくご紹介します。

Index2013-7月号

 

特集1

Feature01

 
P.03機械と生物の融合が織りなす未来のモノづくり

細胞から「ひも」や臓器をつくる

斬新な研究でライフサイエンスを切り開いてきた東京大学生産技術研究所准教授の竹内昌治さん らのグループは、今年4月、移植医療の分野に一石を投じるユニークな新材料を開発したと発表し た。それは、髪の毛のように細いひも状の細胞組織だった。竹内さんらはこれまでも機械工学とバ イオテクノロジーを組み合わせて、細胞をあたかも部品のように加工したり、人工的に細胞組織を 組み上げたりするといった新手法で成果を挙げてきた。目指すのは、医療への応用や細胞を利用し た新たなものづくり産業の創出だ。機械工学を専門とする竹内さんが切り開こうとしている、ライフ サイエンスの新たな世界とはどのようなものなのだろう。

特集2

Feature02

 
P.08大気中に浮遊する粒子状物質の全体像解明を目指して

高機能複合分析計で PM2. 5の正体をとらえろ!

この春、微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染の話題が日本人の耳目を集めた。ぜん息や肺が んなど、人体への影響のほか、気候変動にも大きな影響を及ぼすともいわれている。しかし、PM2.5 の実態やその影響は未解明で、全体像の把握が求められている。その第一歩が、大気中の微粒子を 詳しく測定できる機器の開発だ。東京大学先端科学技術研究センターの竹川暢之さんらは、微粒子 を多面的かつリアルタイムに計測する新しい分析装置の開発に取り組んでいる。

明日へのトビラ

明日へのトビラ

 
P.12独創的な再生可能エネルギー技術「ジャイロ式波力発電」

コマの回転効果で波の力を電気にかえる

回転する物体は、その姿勢を一定に保とうとする性質をもつ。「ジャ イロ効果」と呼ばれるこの特徴を、波力発電に利用した装置の開発が 進められている。世界に類を見ない独創的な波力発電装置の実用化を 目指す神戸大学名誉教授の神吉博さんと、株式会社ジャイロダイナミ クス代表取締役社長の古澤達雄さんに話を聞いた。

TOPICS

TOPICS

 
P.14JSTの最近のニュースから…
TOPICS


先駆ける科学人

先駆ける科学人

P.16戦略的創造研究推進事業さきがけ「分子技術と新機能創出」 研究課題「液相界面を利用した高配向性機能分子膜の創製」

社会に貢献できる新しいナノ材料を

大阪府立大学 21世紀科学研究機構ナノ科学・材料研究センター
特別講師 牧浦 理恵

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Cover Photo

機械工学とバイオテクノロジーの融合 により、細胞をあたかもネジやバネ、 歯車といった規格化された部品のよう に加工し、機械の組み立てのように生 物の立体的な組織を緻密で高速に構 築することを目指す「竹内バイオ融合 プロジェクト」の研究を表現したアート 作品(作/佐藤暁子 同プロジェクト特 任研究員)。

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