JST Front Line

(News05 イベント)海外のファンディングエージェンシーの中堅実務担当者を招いて「JST国際交流ウィーク」を開催

海外ファンディング機関から実務担当者が集まり、「イノベーションジャパン2009(東京国際フォーラム)や、日本科学未来館の見学も行われました。

 JST は、9月14日(月)から9月19日(土)までの6日間、JST国際交流ウィークを開催しました。
 JSTは、組織的に国際戦略を推進し、各事業の国際化を目指しており、海外のファンディング機関に向けてJSTの活動を紹介すること、職員の国際的視点を養うこと、また海外のPO(プログラムオフィサー)との連携を構築することなどを目的に、開催したものです。海外17カ国・地域から30名を超える参加者を前に行ったJSTの各事業紹介では、多くの質問がなされ、 JSTの活動について高い関心が示されました。
 また、16日(水)に開催されたPOセミナーでは「ハイリスク研究課題に対するファンディングプログラムの設計とマネジメント」をテーマに、3人の海外からの講演者とJST-POの古川雅士らが講演し、海外からの参加者を含め活発な議論が展開されました。
 17日(木)は日本科学未来館の見学と、「イノベーションジャパン2009-大学見本市」の見学、19日(土)はJSTイノベーションプラザ京都を視察しました。6日間を通じ、参加者からはJST国際交流ウィークに好意的な発言が多数寄せられました。



(News06 パンフレット)理系を目指す人たちに役立つ理系出身女性のロールモデル集を刊行

世界的にも有名な研究者から、身近な教師として働く女性まで多種多様なキャリアを知ることが可能。特に、女性ならではの家庭と仕事のバランスの話題は必見です。

 JST男女共同参画ワーキンググループでは、理系出身の女性のキャリアを集めた冊子『理系女性のきらめく未来』を作製しました。
 男女共同参画社会の実現が望まれるなか、日本の科学技術分野では、まだまだ女性研究者が少ないという実情があります。これは女性が理系に進んでも、将来どのような職業や生活が待っているのか、参考となる事例が少ないことがその理由の1つといわれています。理科や数学に興味を持っていても、理系選択をあきらめてしまう女子中高生も多いという現状を受けて、このパンフレットは、人生の先輩として働く理系女性の生の声を一冊にまとめました。掲載されているのは、大学や公共機関、企業などの第一線で働く42名の女性。進路を理系に決めた理由や現在の生活を、それぞれの言葉で書きつづったこの冊子には、進路に悩む女子中高生や、同じように理系分野で頑張る女性へのメッセージが詰まっています。
 構成は、数学や物理、生物など、中高生にとって身近な科目ごとに分類され、どのような進路を歩んできたのか、1目でわかるよう工夫されています。
 仕事と家庭を両立させながら活躍する女性たちの声を集めたこの冊子は、これから理系進学を考えている女子中高生はもちろん、その保護者や、働く女性をとりまくたくさんの人に読んで欲しい一冊です。現在までに、各地の高校やシンポジウムなどで配布され、好評をいただいています。冊子をご要望の方やお問い合わせは下記までご連絡ください。

〒102-8666
東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ
独立行政法人科学技術振興機構 経営企画部 男女共同参画担当
TEL 03-5214-7647 MAIL:kyodo@jst.go.jp


(News07 新規事業)ハイリスク研究を積極的に推進!さきがけ大挑戦型を新設

 戦略的創造研究推進事業「さきがけ」では、平成21年度から「大挑戦型」を新設しました。
 さきがけは、国が示した戦略目標に基づき設定された研究領域において、独創的なイノベーションの芽を育むための個人型の研究プログラムです。今回新設した「大挑戦型」は、実現の難易度よりも成功したときの成果に注目。ハイリスクではあるが、成功した場合には飛躍的、画期的な成果が期待できる研究を積極的に採択しました。通常型のさきがけの場合、研究期間が3年のタイプでは、研究費総額が1課題あたり3〜4千万円程度ですが、「大挑戦型」の場合、研究の進捗によっては、期間は5年まで、研究費総額も最大2倍まで拡大することが可能。見通しが立てにくい、挑戦的な研究に柔軟に対応できるよう体制を整え、失敗を恐れず挑戦する研究者を積極的に支援します。
 平成21年度は、「高分子太陽電池を使った新しい発電原理についての研究」など、11件の研究課題が採択されました。地球の未来を変えるような、画期的な研究の芽が生まれることが期待されます。