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JST news 2018年5月号

JSTnews
ISSN 2433-7927

JSTnewsは、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JSTの広報誌です。JSTの活動と、最新の科学技術・産学官連携・理数教育などのニュースを、わかりやすくご紹介します。

Index20185月号





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P.03

未来の社会インフラを 軽くて強い炭素繊維複合体でつくる

鉄の4分の1の軽さで、10倍の強度を誇る炭素繊維。10年後の社会で必要な技術開発を進める「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」の金沢工業大学COI拠点は、鉄やコンクリートだけでは実現が困難な次世代インフラの構築を目指し、「革新材料」や「革新製造プロセス」を開発している。実用化に近い成果の1つが、北陸伝統の繊維技術を生かした耐震補強材だ。日本工業規格(JIS)の認証が見込まれ、描いた未来に向かって着実に歩んでいる。


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P.08

「新陳代謝」するセラミックスでジェット機を飛ばそう!

地球温暖化防止に向け、航空機の軽量化が大きな課題となっている。ジェットエンジンの材料を金属からセラミックスに替えることができれば、大幅な軽量化が実現するため、二酸化炭素(CO₂)排出量の削減につながる。しかし、セラミックスは、衝撃に弱い。この弱点が実用化を阻んできた。このような中、超高速で亀裂を自己修復する「自己治癒セラミックス」の開発でセラミックスの弱点を克服したのが、横浜国立大学の中尾航教授と物質・材料研究機構(NIMS)の長田俊郎主任研究員のグループだ。


はかる

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P.12第12回 戦略的創造研究推進事業さきがけ

世界初!液体中の1原子の観察に成功

物質を構成する最小単位である原子。物質内での原子の並び方や振る舞いを観察できれば、それぞれの物質の特徴を理解できる。しかし、原子は非常に小さいため、実際に観察できるようになったのは2000年のことだ。以降、固体の原子の観察技術は大きく発展したものの、液体や気体中の原子、分子を観察することはできなかった。このような中、昨年12月に世界で初めて液体中の原子1個1個の動きの観察に成功したのが、東京大学生産技術研究所の溝口照康准教授だ。


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P.14JSTの最近のニュースから

NEWS & TOPICS

【研究成果】漆ブラック調バイオプラスチックの実用化に向けて優れた対傷性と蒔絵調印刷を実現
【研究成果】世界最小直径3.8ナノメートルサイズの磁気トンネル接合素子の開発に成功
【話題】科学に基づく政策へ情報発信サイトを公開
【開催報告】埼玉県で初の開催47都道府県の高校生が科学で熱戦


さきがける科学人

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P.16戦略的創造研究推進事業さきがけ

社会的使命感からエネルギーの研究をスタート

東京大学生産技術研究所 マイクロナノ学際研究センター 准教授
野村 政宏


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表紙画像

表紙写真について

特集1のCOIプログラムの金沢工業大学「革新材料による次世代インフラシステムの構築拠点」でいち早く実用化された「カボコーマ・ストランドロッド」の断面をモチーフにしたイメージ。炭素繊維を束ねたワイヤ状の複合材料には、北陸伝統の「組ひも」の技術が採り入れられた。ガラス繊維の鞘で炭素繊維の芯を包む「芯鞘構造」によって、しなやかなワイヤを実現している。

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