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JST news 2016年8月号

Index20168月号





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P.03

大災害を共に乗り越える

未曾有の津波被害をもたらした東日本大震災。2度にわたる震度7の大地震に見舞われた熊本地震。火山噴火や台風、洪水など日本列島は過酷な災害が相次いでいる。この間、アジアの国々でも大規模な自然災害に遭遇し、多くの生命や財産が失われてきた。こうした大災害を乗り越え、感染症などの拡大を防ぎ、より強靭な社会を作るため、災害直後の調査と研究を支援するJSTの国際緊急共同研究・調査支援プログラム「J-RAPID(ジェイ・ラピッド)」が各地で活躍している。


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P.04大災害を共に乗り越える

初動の国際共同研究・調査を支援

自然災害を乗り越える上で欠かせないのが、災害現場のデータをできるだけ早期に、詳しく収集すること。J-RAPIDは、こうした災害時の初動的な研究・調査を支援するための国際的な取り組みだ。専門の地震科学の立場から、J-RAPIDの研究課題の審査や運営のアドバイスにかかわってきた、JST国際科学技術部の本藏義守上席フェローが国際貢献と意義を語る。


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P.06大災害を共に乗り越える

ネパールの建物を地震に強く

自然災害の中でも、地震はとりわけ広範囲に被害をもたらす。2015年のネパール地震も、首都カトマンズを中心に多くの建物が倒壊し、多数の犠牲者を出した。東京大学地震研究所の楠浩一准教授をリーダーとする国際共同チームは、現地の建物被害を調査した。そのデータと、日本が培ってきた耐震知識やノウハウをベースに、ネパールの建築物の耐震性向上をめざすロードマップを作成した。


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P.09大災害を共に乗り越える

被災地での感染症流行を防ぐ

多くの被災者が集まる避難場所では、感染症の流行の危険性が高まる。二次災害を防ぐには、生活環境を継続観察して流行の兆候をつかみ、予防策を講じることが重要だ。災害看護学が専門の高知県立大学看護学部の神原咲子准教授は、ネパール看護協会と協力して、ネパール地震の避難キャンプで生活環境モニタリングを実施した。


社会への架け橋

社会への架け橋

P.12〜シリーズ2 地球の水を考える 第1回〜

タイの利水・治水を統合的に進める国際共同研究

「社会への架け橋」シリーズ2は「水」を切り口に、地球規模課題に取り組む研究開発を見ていく。第1回は、JSTが国際協力機構(JICA)との連携で取り組む「地球規模課題対応国際科学技術プログラム(SATREPS)」から、「タイ国における統合的な気候変動適応戦略の共創推進に関する研究」を紹介する。


NEWS & TOPICS

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P.14JSTの最近のニュースから…

NEWS & TOPICS

【研究成果】光で簡単に剥がせる液晶接着材料を開発
【イベント】サイエンスアゴラ2016のポスターデザインが決まる
【研究成果】ロボットと暮らそう 未来館で社会実験
【イベント】集まれ!JST発の科学技術の未来


さきがける科学人

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P.16戦略的創造研究推進事業 ACCEL

夢の国育ちが作る、バーチャルリアリティの未来

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 准教授
超人スポーツ協会 理事・事務局長
南澤 孝太


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表紙画像

表紙写真について

ネパール地震の避難キャンプで、J-RAPID「避難移住地における感染症流行予防のための生活環境モニタリング」を実施した際の一枚。中央が高知県立大学の神原咲子准教授、両側に座るのは、現地で活動するエピナースと呼ばれる看護師たち。

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