埼玉地域においては、社埼玉県経営合理化協会に設置された埼玉地区研究交流促進会議(委員長 一國雅巳〔埼玉大学教授〕)において検討が進められ、新技術事業団は幾つかの候補から次の内容の課題を決定しました。
(共同研究の概要)
1. | 共同研究課題 |
各種反応・プロセスにおける磁気効果に関する研究 | |
2. | 共同研究課題の概要 |
強磁場環境は、弱磁場環境では予想がつかない現象が引き起こされます。弱磁場で磁気効果が小さいとして無視されてきた反磁性・常磁性物質を中心として、強磁場環境下で新たに発現する各種反応・プロセスにおける磁気効果を明らかにすることにより、磁気効果の機構解明と新たな磁気科学の創出を目指します。さらに、新たな磁気科学の確立に不可欠なパルス磁場・傾斜磁場・高磁場等の磁場発生技術や先進的計測技術などを開発するとともに、温度−圧力−磁界を制御パラメータとする新たな反応・プロセスの制御技術、また、磁気現象の利用技術の確立と応用を目指します。 | |
3. | 共同研究機関(代表担当研究者及び分担研究) |
科学技術庁金属材料技術研究所(強磁場ステーション 木吉 司) 「強磁場制御技術」他 埼玉県鋳物機械工業試験場(試験場長 高松正三) 「金属溶解・鋳造プロセスへの磁気の応用」他 新技術事業団 研究室 「磁気中での新機能設計シミュレーション」他 他 研究協力者として |
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4. | 共同研究期間 |
平成8年1月から5ヶ年間 | |
5. | 共同研究推進委員会 |
共同研究参加者の代表で構成し、共同研究の企画、推進、総合調整を行う。 委員長は、北沢宏一氏(東京大学 教授) |
This page updated on April 30, 1999
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