愛知地域においては、(財)科学技術交流財団に設置された愛知地区研究交流促進会議 (委員長 佐田登志夫〔豊田工業大学副学長〕)において検討が進められ、新技術事業団は幾つかの候補から次の内容の課題を決定しました。
(共同研究の概要)
1. | 共同研究課題 |
金属板積層による迅速金型製造システムの研究 | |
2. | 共同研究課題の概要 |
金属薄板を一枚づつスポット溶接することと、その溶接した上板のみをレーザで所定の形状に切り抜くことをくりかえし積層することで、目的形状の金型を製作する迅速金型製造システムの開発研究を行います。 熱歪みを抑えた溶接や1層ごとの切断のためのレーザ発振制御技術などの要素技術の高度化をはかるとともに、3次元CADデータから2次元スライスデータへの変換ソフトを構築して、金型を試作し特性評価することによりシステムの実用性を確認します。 |
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3. | 共同研究機関(代表担当研究者及び分担研究) |
工業技術院名古屋工業技術研究所(主任研究官 中村 守) 「レーザ切断及びレーザ溶接に関する研究」 トヨタ自動車(株) 「金属板積層金型のプレス成形加工への適用性に関する研究」 新技術事業団 研究室 「金属板積層による迅速金型製造システムの確立と実証」 他 研究協力者として |
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4. | 共同研究期間 |
平成8年1月から平成8年3月まで(平成7年度第2次補正予算による) | |
5. | 共同研究推進委員会 |
共同研究参加者の代表で構成し、共同研究の企画、推進、統合調整を行う。 委員長は、中川威雄氏(豊田工業大学 客員教授) |
This page updated on April 30, 1999
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