科学の甲子園ジュニアは、理科、数学などにおける複数分野の競技に協働して取り組むことを通じて、全国の中学生が科学の楽しさ、面白さを知り、科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を実感できる場を提供することによって、科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することを目的とする。
名称を「第1回科学の甲子園ジュニア全国大会」とする。
主催:独立行政法人 科学技術振興機構(JST)
共催:全国中学校理科教育研究会
後援:文部科学省、東京都教育委員会、全日本中学校長会、公益社団法人 日本理科教育振興協会
その他、都道府県教育委員会などの関係機関の協力を得て開催する。
国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
平成25年12月21日から22日までの2日間の日程で全国大会を開催する。
12月21日(土) 開会式、オリエンテーション、交流会
12月22日(日) 筆記競技、実技競技、エキシビション、表彰式
各都道府県教育委員会は各都道府県の全国大会出場チームを選考する。その選考方法は各都道府県教育委員会に委ねる。
①出場チームは中学1、2学年の生徒(中等教育学校前期課程にあっては同年次の生徒)で構成する。
②出場チームの員数は6人とする。
①大会競技は筆記競技と実技競技からなる。
②理科・数学などの複数分野において、実生活・実社会との関連、融合領域に配慮した出題とし、生徒の修得済みの知識に加えて、競技に必要な新たに示された情報を統合することで課題を解決する内容とする。
③実技競技は、ものづくりの能力、コミュニケーション能力などを用いて課題を解決する力を競うものとする。
①筆記競技、実技競技ともに、各出場チームが競技ごとに定められた人数からなる競技チームを構成し、課題を分担、相談するなど協働して、その成果を競い合う形式のものとする。競技数、競技者数、配点および競技時間は以下の通り。
種 目 | 競技数 | 競技者数 | 配点 | 競技時間 |
---|---|---|---|---|
筆記競技 | 1競技 | 6名/1競技 | 300点 (50点×6題) |
70分 |
実技競技 | 2競技 | 3名/1競技 | 600点 (300点×2競技) |
90分×2競技 |
②実技競技は、出場チームの生徒が筆記競技中に学習した内容を持ち寄って課題解決する内容のものを含むこともあり得る。
①各競技の成績点数の合計によって優勝チームを決定する。
②優勝チームに文部科学大臣賞を授与するほか、成績上位チームについても表彰する。
③主催者は協賛企業を募り、その他の表彰を授与する。
④成績上位の出場チームについては、その成績を公表する。
全国大会の運営のため、JST理事長を委員長とする「科学の甲子園ジュニア全国大会実行委員会」を設置する。
科学技術振興機構 理数学習支援センター
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
担当:太田 三晴(オオタ ミツハル)、ラオ ちぐさ、三浦 麻子(ミウラ アサコ)
Tel:03-5214-7053 Fax:03-5214-7635
E-mail:
ホームページURL:http://rikai.jst.go.jp/koushien-jr/