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応募から採択までの経緯

1.応募状況
 分野別の応募件数は、ライフサイエンス分野22件、IT(情報技術)分野15件、材料・ナノテクノロジー分野16件、環境・その他分野11件で合計64件の応募がありました。
2.評価委員会での審査
 応募分野と同分類の4つのワーキンググループ(ライフサイエンス、IT(情報技術)、材料・ナノテクノロジー 、環境・その他)を評価委員会に設けました。技術系委員と事業系委員それぞれで構成される各WGでは、技術面と事業化面で審査を実施しました。各WGでの書面審査及び面接審査を踏まえ、全体委員会で採択候補課題を決定しました。なお、審査では以下の評価項目、評価基準に従い評価しました。

評価項目 評価基準
課題の新規性及び優位性
研究開発課題の技術内容が革新的なものであること。
研究開発成果の技術のレベルが、既存の技術水準に比して競争優位性が認められ、かつ、その成果の活用について相当の市場性が期待されるものであること。
研究開発計画の妥当性
起業化に向けて、適切な研究開発計画であること。(目標、実施内容、スケジュール、体制、人材、金額、実施場所等が適切であること)
目標を達成することにより、実用化段階に達するものであること。
開発代表者及び起業家に研究開発を円滑に遂行する意欲及び能力が見られること。
起業の可能性・起業までの事業計画の妥当性
研究開発成果を用いた起業が見込まれること。
起業までの事業計画が妥当(具体的かつ実現可能性の高いこと)であること。
設立されたベンチャー企業が一定期間存続する可能性は高いこと。
課題の中核技術に係わる特許等の知的財産権があること。また、起業にあたって障害となる特許等の抵触関係はないこと。
開発代表者及び起業家に起業する意欲及び能力が見られること。
新規事業創出の効果
ベンチャー起業による経済効果が大きいものであること。
新産業分野の開拓が期待されること。
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