JSTトッププレス一覧科学技術振興機構報 第938号 > 別紙1
別紙1

女子中高生の理系進路選択支援プログラム 平成25年度採択機関一覧

・連携により大きな相乗効果を見込む企画を実施する機関(1件)
 支援金額:300万円程度以内/年 支援期間:1年間

実施機関名
「企画名」
概要
国立女性教育会館
「女子中高生夏の学校2013
〜科学・技術者のたまごたちへ〜」

女子中高生夏の学校として2泊3日の合宿研修を行い、全国から集まる女子中高生および保護者・教員に、科学技術の楽しさと多様な分野で活躍する女性達の姿に触れる機会を提供する。合宿中の育成プログラムでは、合計100名以上の研究者・技術者・理系大学に通う学生TA(ティーチングアシスタント)などが参加者の体験・交流を支援する。合宿終了後も、学校や地域に戻ってのアンバサダー活動やメンターとの相談活動、キャリア系統図の提示など、女子中高生との交流や理系進路選択への支援を継続していく。

・上記以外の機関(9件)
 支援金額:150万円以内/年 支援期間:1年間

実施機関名
「企画名」
概要
京都大学
野生動物研究センター
「女子ワイルドライフ・サイエンティスト養成講座」

近年、自然環境保護の活動や、絶滅が危惧される野生動物の保護活動への意識が高まっている。野生動物研究の第一線で研究活動を行う女性研究者と、野生動物を飼育する動物園の現場で働く女性が主たる講師となり、野生動物の保護活動に関心のある女子中高生に多様な選択肢を示すことを目的とする。特に、講師の働く現場を訪問し、さまざまな実習を行うことで、現実の職業として実感する機会を提供する。

熊本大学
「めざせ、理系キャリア!夢創り応援プロジェクト for ガールズ」

女子中高生が理系を視野に入れたキャリアビジョンを抱き、“サイエンティストを目指す夢創り”を応援することを目的として、これまでの継続取り組みに今年度から新規に取り組むものを加え、①〜⑤を実施する。

①聞いてみんね、みつけんね!理系のロールモデル(理系女子学生による講演会・懇談会)、②フレ!フレー!未来のエンジニア(自由研究技術相談会、進路相談会)、③来てみなっせ!乙女サイエンス・スクール in 天草(海洋生物と星座の観察・実験・実習)、④輝く理系女子キャリアパス(理系企業で活躍する女性研究者およびエンジニアによる講演とパネルディスカッション)、⑤理系女子プロフェッショナルへの挑戦(中高一貫教育校への理系研究キャリア意識づけ)

長崎大学
「世界へ羽ばたくリケジョ育成プログラム」

長崎県、長崎県教育委員会および長崎市教育委員会や各市町教育委員会、高等学校長会などと連携して、長崎大学理系学部に所属する女性教員、行政や民間企業などで活躍する理系キャリアの女性などを講師としてリケジョへの誘い、リケジョセミナー、フォーラムなどのイベントを開催し、理系キャリアへ進む女子中高生の育成を図る。加えて、離島が多いという地理的状況を踏まえ、高校設置離島において「離島地区におけるリケジョセミナー」を順次開催する。

北海道大学
「理科してみよう!Girls Be Ambitious in Science!!」

札幌市とその近郊の女子中高生を対象として、ブース型実験イベントや、女性研究者によるトークセッション、最先端研究の実験を交えた講義などを行う。洞爺有珠ジオパークでの合宿型の野外実習では、女子学生に敬遠されがちな地球科学分野での研究の面白さを伝える。

また、中学・高校教員向けの研修会などで女性研究者の現状についての講演を行い、教員の意識を現状に即したものにすることで、学校教員へアプローチする。

筑波大学
「発見しよう 理系の魅力!繋がろう 理系仲間! in つくば〜ラボ実験合宿型、リケジョ育成プログラム〜」

理系に関心を持つ女子中高生が「理系の仲間」とつながり、まだ「理系の魅力に目覚めていない」女子中高生が自分の中の理系への興味に気づき、理系への関心を持続するため、「女性研究者による講演会・ロールモデル懇談会」「ラボ実験合宿」「ラボ見学」を企画実施する。

さらに、「リケジョ仲間カフェ」を行い、女子中高生だけでなく、保護者や中学・高校教員にも、良きサポーターとなるよう働きかける。取り組み後のアンケート調査などの分析結果は、ニュースレターやWebサイトで公開する。

京都大学
大学院理学研究科
「第8回女子中高生のための関西科学塾」

科学に興味がある女子中高生をはじめ、きっかけがあれば理系への進学を進める女子中高生を対象に事業を行う。科学への興味の有無によらず広く参加者を集めるために、著名人による講演会を行う。

また、本事業の取り組み内容をまとめたニュースレターを発行して、中学校や高等学校に掲示することで、大学以外の場所でも、女子中高生への理系進路選択を進める。また、科学への体験を進めるために大学の研究室での実験・実習を行うことで、具体的な将来像の示し、理系進路選択をゆるぎないものとする。

東京大学
「家族でナットク!理系最前線2013」

女子中高生だけでなく、その保護者も共に最先端研究の現場を体験することで、理系進路の可能性や魅力に対する理解を引き出す。その軸となるシンポジウムでは、多様な業種からのメッセージを発信し、理系人材が幅広く活躍できること、また女性も理系人材としての活躍を大いに期待されていることなどを訴える。また、学内部局単位での相互交流型イベントでは、さまざまな研究分野、研究スタイルなどを見せ、多様な理系人材と触れ合う機会を提供する。

鈴鹿工業高等専門学校
「続け、理系の卵たち!描け、貴女の未来予想図!2013」

鈴鹿医療科学大学、鳥羽商船高専、鈴鹿市男女共同参画室と連携して、①女子中高生対象イベント(講演会、公開講座・見学・体験・工作実習、理系女性の職場訪問)、②小中高校の教員を含めた理系ネットワークづくりを実施する。

②では、2つのネットワークづくりに取り組む。1つは中学校理科教員の研修会における取り組みを発展させた、教育現場の教員の実験相談・実験講習などのバックアップ体制の構築、もう1つは女子中高生の道しるべとなるような理系女性が輝くための、理系女性コミュニティーの基盤作りである。

東京女子医科大学 医学部
「未来の医療をささえるのは「あなた」」

女子中高生が医療に関わる理系分野への興味と関心を持ち、自分の将来像を描けることを目的として、①〜④を実施する。

①医療模擬体験:身近な先輩である女子学生とともに、医師・看護師・薬剤師などの仕事の一部を模擬的に体験する。②研究現場の見学:最新の研究の現場を見学し、女性研究者と対話する。③生命科学の実験:課題の発見から、解決、成果の共有、討論という経験を通して研究の楽しさを知る。④講演会、座談会、サイエンスカフェ:多彩な場で活躍する多くの女性ロールモデルと対話し、自分の将来を考える契機とする。