JST(理事長 中村 道治)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)のうち、平成24年度第3回公募における本格研究開発ステージ 実用化挑戦タイプ(委託開発)の採択課題1件を決定しました(別紙)。
A-STEPは、実用化を目指すための研究開発フェーズを対象に、課題や研究開発の特性に応じた最適なファンディングを設定し、総合的かつシームレスに推進するものです。本格研究開発ステージの実用化挑戦タイプ(委託開発)は、大学などのシーズについて、開発リスクを伴う大規模な実用化開発を支援するものです(研究開発期間:最長7年間、研究開発費:最大20億円)。
本年度の公募は平成24年7月17日(火)から9月28日(金)までの間に行い、実用化挑戦タイプ(委託開発)に17件の応募がありました。公募締切後、外部専門家の協力のもと、評価委員会にて課題の独創性(新規性)および優位性、目標設定の妥当性、イノベーション創出の可能性、提案内容の実行可能性、事業化の可能性、開発に伴うリスクなどの観点から審査(事前評価)し、その結果をもとに課題を決定しました。
今後、契約などの条件が整い次第、研究開発を開始する予定です。