JSTトッププレス一覧科学技術振興機構報 第924号 > 別紙
別紙

「イノベーションコーディネータ表彰」
平成24年度受賞者 一覧

No. 賞名 受賞者(所属機関) 受賞理由
イノベーションコーディネータ大賞・
文部科学大臣賞
柴田 雅光
(財団法人 京都高度技術研究所 産学連携事業部)
知的クラスター事業と産業クラスター事業の活動を融合させ、継続的な活動を行うために新たな法人として統合し、地域の中小企業の事業化など、積極的に活動を行っている。地域イノベーションシステムのさらなる発展を図ることに成功しており、求心力を駆使した柔軟な取り組みと実績は極めて高く評価できる。
イノベーションコーディネータ賞・
科学技術振興機構理事長賞
石塚 悟史
(高知大学 国際・地域連携センター)
地域の特性を生かし、水産関連の産学官融合のプラットホーム組織を構築し、機能するまで尽力した。企業化支援、地域ネットワーク構築にも優れた活動を実施しており、さらに持続的な発展のために人材育成まで視野に入れた取り組みが非常に高く評価できる。
イノベーションコーディネータ賞 坂井 貴行
(関西ティー・エル・オー株式会社)
全国のTLOの経営が難しい中、複数の大学の知的財産マーケティングに特化しつつ、企業ニーズ寄りのTLO運営方式ともいえる「大学共同経営型TLOモデル」を構築した。抜本的経営改革によって、経営の自立化・健全化へ導いた手腕は日本の知財活動、並びに技術移転活動のモデルとなる内容で高く評価できる。
イノベーションコーディネータ賞 西村 紀之
(大阪府立大学 産学官研究連携推進センター リエゾンオフィス)
公立大学において、教員のシーズ掘り起こしを精力的に行い、着実なコーディネート活動により、大きな成果を上げている。他分野のコーディネータを統括したリーダーシップ、さらに現在の府立大植物工場研究拠点の基礎を築いた功績は高く評価できる。
イノベーションコーディネータ賞 松井 純
(三重大学 社会連携研究センター)
三重県における産学官連携活動において、特に地域連携活動を徹底して実践することにより、大学のプレゼンスを高め、地域のシンクタンクとして機能させている。そして、一地域の活動を政府の「大学COC(Center of Community)」構想の先導的事例として国の政策にまで反映させた原動力と実績は高く評価できる。
イノベーションコーディネータ賞・
若手賞
天野 優子
(名古屋大学 リサーチ・アドミニストレーション室)
コーディネーションの幅広い知識と手法を持ってバイオ分野での技術移転を行っている。特に民間とアカデミアの豊富な経験を生かしているが、これはアントレプレナーシップ(企業家精神)を持った研究者の側面を持ち、日本独自のコーディネータのスタイルを構築する可能性があり、今後に大いに期待する。
イノベーションコーディネータ賞・
若手賞
上平 好弘
(弘前大学 地域共同研究センター)
地域で地道な産学官連携のフォーラムを継続的に開催するとともに、つながりが希薄であった津軽地域と南部地域の架け橋役となり、双方の交流を震災復興にまでつなげている活動など、地域でのコーディネート活動を積極的に行っており、今後に大いに期待する。
功労者賞 尾崎 武夫
(元 大府商工会議所)
長年にわたる民間での豊富な経験や知識をもとに商工会議所などで中小企業に焦点を当てた支援活動に大きな成果を上げている。自治体を巻き込んだ「産学官連携交流会」の立ち上げ、また自治体に要請して実現した「中小企業研究開発など促進事業費補助制度」の発足など、地方都市における産学官連携モデルを確立した功績が高く評価される。
功労者賞 小坂 岑雄
(公益財団法人 名古屋産業科学研究所 研究部)
長年の研究機関での豊富な経験・実績をもとに科学技術コーディネータとしてシーズ・ニーズの掘り起こしや事業化などに成果を上げ、クラスターマネージャーとしても実績を上げた。また、その経験を生かして、多数の産学連携コーディネータの育成に努めており、長年にわたる指導的コーディネート活動の功績が高く評価される。
10 功労者賞 佐竹 弘
(徳島大学 産学官連携推進部)
平成3年に徳島大学に地域共同研究センターが設置されて以来、一貫して産学官連携活動に従事し、四国TLOの立ち上げ・運営、知財整備事業の中心として、四国の知財活動、並びに技術移転活動のリーダーとして貢献した。また産学連携学会の会長・副会長を歴任するなど、日本の産学連携に尽力した功績が高く評価できる。
11 功労者賞 平川 和之
(元 財団法人 福岡県産業・科学技術振興財団)
福岡が推進している「シリコンシーベルト福岡プロジェクト」の舵取り役となる初代システムLSI推進プロデューサーとして活躍するとともに、「福岡システムLSIカレッジ」の副校長、人材育成コーディネータとして、延べ8,800人を超える技術者を養成した功績が高く評価できる。

※(所属)は応募時のものです。

<各賞の内容>

【イノベーションコーディネータ大賞・文部科学大臣賞(No.1)】

大学などの持つ有効な技術シーズを発掘し、商品化実現に向け産と学の効果的な橋渡しを行うなど、科学技術に関わるイノベーションの創出において、総合的に極めて優れたコーディネート活動を行った方。

【イノベーションコーディネータ賞・科学技術振興機構理事長賞(No.2)】

シーズ発掘・マッチングなどの産学連携活動や企業化支援などの活動に優れた成果を上げており、かつコーディネート活動の仕組み作り・人材育成などにも優れた成果を上げた方。

【イノベーションコーディネータ賞(No.3〜5)】

優れたコーディネート活動を行っており、今後のさらなる活動の発展が期待される方。

【イノベーションコーディネータ賞・若手賞(No.6〜7)】

優れたコーディネート活動を行っており、今後の活躍が大いに期待される45歳未満の若手のコーディネータ。

【功労者賞(No.8〜11)】

コーディネート活動・コーディネータ制度の整備・発展に関する活動において、特に優れた功績を上げた方。