科学技術振興機構報 第92号
平成16年7月16日
独立行政法人科学技術振興機構
東京都千代田区四番町5−3
電話03-5214-8404(総務部広報室)
URL:http://www.jst.go.jp/

プレベンチャー事業で「携帯型3次元形状計測カメラ」を開発

携帯型3次元形状計測カメラの開発・製造・販売及び
3次元ソリューションサービスを行う大学発ベンチャー企業設立

 独立行政法人 科学技術振興機構(理事長 沖村憲樹)では、平成11年度より大学等の研究成果をベンチャービジネスにつなげていくための起業化に向けた研究開発を行うプレベンチャー事業を実施してきました。
 この度、プレベンチャー事業において平成13年度より開始した研究開発課題「携帯型3次元形状計測カメラ」の研究開発チーム(リーダー:清水太郎、サブリーダー:佐藤幸男 名古屋工業大学大学院工学研究科 教授)のメンバーが出資して、ベンチャー企業 有限会社スペースビジョン(代表取締役:佐藤幸男及び清水太郎、本社:名古屋市、資本金300万円)を平成16年6月22日に設立しました。
 現在、3次元形状の計測を必要とする市場は、CAD等の3次元ソフトやIT技術の進歩に伴い、製造業、映像、医用等の分野で伸び始めています。しかし従来の計測装置は大型で高価なものが主流であり、また操作には専門的な知識を必要とするため、利用できる用途は限られていました。
 本チームは、3次元計測システムのスキャナ部分を改良することによって、小型化を行い、誰もが手軽に操作できる小型軽量3次元形状計測カメラのモジュール化に成功。計測時間は0.5秒と高速で、動きやすい被写体にも対応できます。またモジュールを複数組み合わせることで、人体計測装置等のシステム構築が可能となり、今までにない柔軟性のあるシステムとなっています。
 同社では、人体の計測を必要とする市場(セキュリティ、アパレル、研究、医用等)へ向けて3次元カメラの販売、3次元ソリューションサービス等を行い、平成20年までに10億円の年間売上を目指します。
 今回のスペースビジョン設立により、当事業によって設立したベンチャー企業数は20社となりました。
 なお、本件についてのお問い合わせは、企業化開発事業本部 技術展開部 新規事業創出室(電話03−5214−0016)の斉藤 隆行(さいとう たかゆき)までご連絡下さい。
■ 企業概要
■ 事業形態
■ 製品例
■ SPACEVISION Haady 3-D CAMERA 3次元形状計測システム
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