JST(理事長 中村 道治)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)のうち、平成24年度第1回公募における本格研究開発ステージ 実用化挑戦タイプ(中小・ベンチャー開発)の採択課題5件、実用化挑戦タイプ(創薬開発)の採択課題1件を決定しました(別紙1)。
A-STEPは、実用化を目指すための研究開発フェーズを対象に、課題や研究開発の特性に応じた最適なファンディングを設定し、総合的かつシームレスに推進するものです。
本年度の公募は平成24年2月21日(火)から4月5日(木)までの間に行い、実用化挑戦タイプ(中小・ベンチャー開発)に50件、実用化挑戦タイプ(創薬開発)に10件、実用化挑戦タイプ(委託開発)に1件の応募がありました。公募締切後、外部専門家の協力のもと、評価委員会にて課題の独創性(新規性)および優位性、目標設定の妥当性、イノベーション創出の可能性、提案内容の実行可能性、事業化の可能性、開発に伴うリスクなどの観点から審査(事前評価)し、その結果をもとに課題を決定しました。
さらに、本格研究開発ステージでは、ステージゲート評価を行うことにより、異なる支援タイプを継続して実施することを可能としています。今回は継続を希望した課題7件に対し、事前ヒアリングでの絞込みを経て、ステージゲート評価により、実用化挑戦タイプ(中小・ベンチャー開発)に2件、実用化挑戦タイプ(創薬開発)に1件の継続課題を決定しました(別紙2)。
今後、契約などの条件が整い次第、研究開発を開始する予定です。