| 図１ |
今回実現に成功した世界最大の光閉じ込め効果をもつ光ナノ共振器の電子顕微鏡写真. シリコンの薄板（厚さ250nm）に、420nmの間隔で３角格子状に空気穴を設けた２次元フォトニック結晶の中央部に、３つ直線上に穴を埋めた点欠陥を設ける。この点欠陥が光を閉じ込めの光ナノ共振器となる。この点欠陥共振器の長軸方向の端の２つの空気穴の位置を、通常よりも、少し(60nm程度) 外側にシフトすることにより、強い光閉じ込めを得ている。（図2(a), (b)参照）
高加速電圧での観察のため，電子ビームがフォトニック結晶内部にも進入し、結晶を構成する空気穴の側面をも見えている.
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