表1 調査対象校の理科支援員配置パターン別内訳
パターン | 対象校数 | 発送校数 | 回答校数 | 回収率 |
---|---|---|---|---|
理科支援員1年間配置 | 5,385 | 308 | 253 | 82% |
理科支援員2年間配置 | 3,223 | 308 | 256 | 83% |
理科支援員3年間配置 | 1,072 | 154 | 120 | 78% |
理科支援員配置校小計 | 9,680 | 770 | 629 | 82% |
支援員未配置校 | 12,346 | 446 | 340 | 76% |
合計校数 | 22,026 | 1,216 | 969 | 80% |
○有効回答数:969件
表2 支援策のパターン※1
支援策パターン | 回答件数 | 内容 |
---|---|---|
未配置 | 253 | 過去3年間で理科支援員および理科専科が配置されていないと回答した学校 |
専科のみ配置 | 104 | 過去3年間で少なくともいずれかの年度で理科専科が配置されているが、理科支援員はいずれの年度にも配置されていないと回答した学校 |
支援員のみ配置 | 375 | 過去3年間で少なくともいずれかの年度に理科支援員が配置されているが、理科専科はいずれの年度にも配置されていないと回答した学校 |
支援員・専科配置 | 237 | 過去3年間の少なくともいずれかの年度で理科支援員および理科専科が配置されていると回答した学校 |
※1 学校質問票問6「理科支援員が配置された年度と学年」および問7「理科専科が配置された年度と学年」の回答から、支援策のパターンを4通りに分類した。
支援策パターン | 回答件数 | 内容 |
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支援員未活用・ 指導無0年 |
666 | 過去3年間で理科支援員を未活用であり、さらに理科専科あるいは低学年担当等で理科を指導する必要がなかった年度がないと回答した教員 |
支援員未活用・ 指導無1年以上 |
577 | 過去3年間のいずれか1年以上、理科専科あるいは低学年の担当等で理科を指導する必要がなかったと回答し、かつ過去3年間で理科支援員を未活用と回答した教員 |
支援員活用1年以上・ 指導無0年 |
616 | 過去3年間でいずれかの年度1年以上、理科支援員を活用したと回答し、かつ過去3年間で理科を指導する必要がなかった年度がないと回答した教員 |
支援員活用及び 指導無1年以上 |
297 | 過去3年間にいずれかの年度に理科支援員を活用し、さらに理科専科あるいは低学年の担当等で理科を指導する必要がなかった年度があると回答した教員 |
※2 教員質問票問12①「理科支援員の活用年度」および問13「理科を指導する必要がなかった年度」の回答から、支援策のパターンを4通りに分類した。
支援策パターン | 回答件数 | 内容 |
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未配置 | 7,825 | 平成22年度第6学年・平成21年度第5学年で理科支援員および理科専科が配置されていないと回答した学校の第6学年の児童 |
専科のみ配置 | 3,209 | 平成22年度第6学年・平成21年度第5学年両方、または、どちらかに理科専科が配置されているが、理科支援員はいずれの年度にも配置されていないと回答した学校の第6学年の児童 |
支援員のみ配置 | 8,789 | 平成22年度第6学年・平成21年度第5学年両方、または、どちらかに理科支援員が配置されているが、理科専科はいずれの年度にも配置されていないと回答した学校の第6学年の児童 |
支援員・専科配置 | 4,667 | 平成22年度第6学年・平成21年度第5学年の両方、または、いずれかで理科支援員または理科専科が配置されていると回答した学校の第6学年の児童 |
※3 学校質問票問6「理科支援員が配置された※4年度と学年」および問7「理科専科が配置された年度と学年」の回答から、支援策のパターンを上記4通りに分類した。
※4 平成22年度に理科支援員として学校で活動した時間数の平均は158.9時間で、担当した学級数の平均は4.9学級であり(平成22年度理科支援員配置事業成果アンケート調査結果、JST)、1学級当たりで約32時間となるが、実際には観察・実験の準備と後片付けや教員との打ち合わせの時間をこれから差し引く必要がある。一方、理科の授業時数は小学校高学年で年間105時間が標準であることから、支援員が配置されている学級においても、児童は必ずしも毎回の理科授業で理科支援員の支援を受けているとは限らない状況である。