JST(理事長 中村 道治)の戦略的創造研究推進事業(新技術シーズ創出)では、通常の研究推進事業において、イノベーション創出の観点から緊急性のある特定の研究成果が得られたものについては、その成果を研究加速課題として機動的に強化、加速および展開するための研究推進を行っています。
この度、研究加速課題として3件の課題を決定し、研究の加速を推進することとしました。
決定した課題は次の通りです。
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(1)「HIV感染の迅速検出法と潜伏感染化ウイルスの予後予測法確立」
研究代表者:水谷 壮利(公益財団法人 微生物化学研究会 微生物化学研究所 博士研究員)
研究期間:2年間 研究予算:総額5000万円(予定) -
(2)「物質や生命の機能を原子レベルで解析する低加速電子顕微鏡の開発」
研究代表者:末永 和知(産業技術総合研究所 ナノチューブ応用研究センター 研究チーム長)
研究期間:5年間 研究予算:総額5億円(予定) -
(3)「膜蛋白質構造基盤プロジェクト」
研究代表者:岩田 想(京都大学 医学研究科 教授/インペリアルカレッジ 教授)
研究期間:5年間 研究予算:総額5億円(予定)