科学技術振興機構報 第85号
平成16年6月29日
埼玉県川口市本町4−1−8
独立行政法人 科学技術振興機構
電話(048)226-5606(総務部広報室)
URL:http://www.jst.go.jp/

社会技術研究システムにおける新規研究
「心身や言葉の健やかな発達と脳の成長」の研究開始について

 独立行政法人 科学技術振興機構(JST,理事長:沖村 憲樹)の「社会技術研究システム(システム統括:佐藤 征夫)」では、個別分野を越えた幅広い視点から、社会問題を解決するための技術としての社会技術に関する研究を平成13年度より推進していますが、この度、新規研究「心身や言葉の健やかな発達と脳の成長」を設定し、ミッション研究と公募研究の連携により推進することとしました(別紙1)。今回、「日本における子どもの認知・行動発達に影響を与える要因の解明」を新規ミッションに設定し、そのための研究チームを組織して研究に着手することとしました(別紙2)。
 なお、本研究は、文部科学省「脳科学と教育」研究に関する検討会報告『「脳科学と教育」研究の推進方策について』(平成15年7月)に基づき、社会・生活環境の変化が心身や言葉の発達に与える影響やそのメカニズムについて、固定の統計群を経時的に追跡する追跡研究的手法により明らかにすることを目指し設定されたものです。
 本研究は、個人情報保護やプライバシーに配慮しながら研究を進めることが重要であり、研究対象者(または代諾者)への十分な説明の上での同意(インフォームド・コンセント)が前提となるなど、倫理的な対応が重要となります。このため「疫学研究に関する倫理指針」(平成14年6月、文部科学省・厚生労働省告示第2号)、「臨床研究に関する倫理指針」(平成15年7月、厚生労働省告示第255号)等を踏まえたJST内倫理規程『「心身や言葉の健やかな発達と脳の成長」研究における倫理の確保に関する達』に基づき、JSTに倫理審査委員会を設置し、研究計画等についての審査等を行いながら研究を推進します。また、社会技術研究システム内の脳科学と社会研究センターに倫理研究グループを設置して、適切な研究実施に資するよう、並行して検討を進め、研究計画や倫理審査の考え方などに反映します。
 本ミッション研究は、平成16年度から2年間の準備調査及び予備的研究(パイロット・スタディ)の実施を経て、平成18年度から5年間の本格的な調査研究を実施します。ただし、本格的な調査研究の実施に先立ち、平成17年度末を目途に、それまでの準備調査、予備的研究の成果等の状況を踏まえ、研究計画全般についての評価を行います。
 
別紙1 新規研究「心身や言葉の健やかな発達と脳の成長」について
別紙2 ミッション・プログラムIII:「日本における子供の認知・行動発達に影響を与える要因の解明」研究計画について

<本件お問い合わせ先>
独立行政法人 科学技術振興機構 社会技術研究システム推進室
  佐藤 雅之、植田 昭彦
       電話:03-5404-2800

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