JST(理事長 北澤 宏一)は、戦略的創造研究推進事業(「CREST」および「さきがけ」)の平成23年度研究提案募集(第1期)における新規採択研究代表者・研究者および研究課題を決定しました。
本事業は、社会・経済の変革につながるイノベーションを誘起するシステムの一環として、戦略的重点化した分野における課題達成型基礎研究を推進し、今後の科学技術の発展や新産業の創出につながる革新的な新技術の創出を目指すものです。国(文部科学省)が戦略目標を設定し、そのもとにJSTが推進すべき研究領域と、研究領域の責任者(研究総括)を定めます。研究提案(研究課題)は研究領域ごとに募集し、研究総括が領域アドバイザーらの協力を得ながら選考します。研究領域のもとで、「CREST」は選定された研究代表者が研究チームを編成し、「さきがけ」は研究者が個人で研究を推進します。
平成23年度研究提案募集(第1期)として、「CREST」の8研究領域と、「さきがけ」の8研究領域において募集を行った結果、産学官各界の研究者からそれぞれ「CREST」は357件、「さきがけ」は1185件の応募がありました(別紙1)。
募集締め切り後、書類選考と面接選考(事前評価)を実施し、「CREST」は35件、「さきがけ」は101件の研究課題とその研究代表者・研究者を採択しました(別紙2)。採択した「さきがけ」の研究課題のうち7件は、研究領域における審査を経て大挑戦型審査に進んだ研究提案から「大挑戦型」として採択されたものです。
なお、募集研究領域の戦略目標・研究領域の概要、選考の方法などは下記ホームページを参照してください。
ホームページURL:http://www.senryaku.jst.go.jp/teian.html