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科学技術振興機構報 第819号

平成23年8月1日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)
Tel:03-5214-8404(広報ポータル部)
URL http://www.jst.go.jp

戦略的国際科学技術協力推進事業「日本−米国研究交流」における
平成23年度新規課題の決定について

JST(理事長 北澤 宏一)は、米国国立科学財団(NSF)注1)と共同で「ロボティクス」に関する2件の研究交流課題を支援することを決定しました。この支援は、戦略的国際科学技術協力推進事業注2)「日本−米国研究交流」注3)の一環として行われるものです。

支援決定した課題は次の通りです。

(1) 「社会ロボットにおける文化的モデルに関する研究−日本とアメリカにおけるロボットの利用者の比較に関する研究」

(研究代表者:独立行政法人 産業技術総合研究所 知能システム研究部門 柴田 崇徳 主任研究員、インディアナ州立大学 情報・計算学部 セルマ・サバノビック 助教)

本課題は、日本と米国での社会ロボットにおける文化的モデルの構築とロボット・セラピーへの応用を目指す研究です。

(2) 「運動機能障がい者の在宅訓練モニタリングのための自律移動ロボットの開発」

(研究代表者:千葉大学 大学院工学研究科 野波 健蔵 教授、バージニア工科大学 機械工学部 古川 知成 准教授)

本課題は、安価、安全かつ普及可能な在宅モニタリング自律移動ロボットの開発を目指す研究です。

今回の研究交流課題の募集では10件の応募があり、これらの応募課題を日本側および米国側の外部専門家により評価しました。JSTとNSFはその結果をもとに協議を行い、研究内容の優位性や交流計画の有効性などの観点から、日本と米国がともに支援すべきと合意した2件を支援課題として決定しました。

注1) 米国国立科学財団(NSF:National Science Foundation)
1950年に「科学の進歩を促進するために」設立された、本部をバージニア州アーリントンにおく政府機関。年間予算60億米ドル弱で全米大学の基礎研究における政府機関支援の約20%を担っています。
NSFホームページURL: http://www.nsf.gov/
注2) 戦略的国際科学技術協力推進事業
政府間合意に基づき、戦略的に重要なものとして文部科学省が設定した協力対象国・分野において、相手国の研究支援機関と共同で研究提案を公募・採択し、国際研究交流を支援します。
戦略的国際科学技術協力推進事業ホームページURL:http://www.jst.go.jp/inter/index.html
注3) 「日本−米国研究交流」
平成15年4月21日に第9回日米科学技術合同高級委員会にて「科学技術と安全・安心に関する日米ワークショップ」を開催することが合意され、平成16年2月12日−13日に第1回ワークショップが東京で開催されました。この後、両国間による各種会合を経て、平成16年12月にJSTとNSFとの間で協力に関する協議議事録を締結しました。

<添付資料>

別紙:戦略的国際科学技術協力推進事業「日本−米国研究交流」平成23年度新規課題 一覧

参考:戦略的国際科学技術協力推進事業「日本−米国研究交流」平成23年度新規課題の採択に関して

<お問い合わせ先>

科学技術振興機構 国際科学技術部
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
担当:中島 英夫(ナカジマ ヒデオ)、塚本 恭子(ツカモト キョウコ)
Tel:03-5214-7375 Fax:03-5214-7379
E-mail: