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別紙1

「先進的科学館連携推進事業」平成23年度採択企画一覧

採択館 企画名 企画概要
島根県立三瓶自然館サヒメル 自然と人の共生
~科学技術からのアプローチ力を育てる~
国立公園に位置する自然科学系教育施設という立地と特性を活かしつつ、中国地方一円の科学館や博物館と連携して、異なる分野の最先端の知見を取り入れながら、主に以下3つの手法により事業を推進する。 これにより、これからの人間社会にとって必要となる、国民の自然と人との関わりを科学的に考える力の醸成を目指す。
  1. (1)周辺にある豊かな自然の中で、一般の方々に対して最先端の科学技術を紹介することにより、自然と科学技術が密接につながっていること伝える。
  2. (2)小・中学校と連携し、先生方を中心に科学コミュニケーターを育成する。
  3. (3)博物館・科学館・大学・企業などと連携し、科学に興味がある方々を中心に、中国地方全体で地域発の最先端技術にも目を向けられるように事業展開する。
兵庫県立人と自然の博物館 ゆりかごから科学を
-幼少時からの体験に基づいた科学的好奇心育成の基盤構築と実践-
「ゆりかごから老後まで」のトータルな生涯学習支援と科学コミュニケーションの促進を目指し、保育士などを人材育成対象としたネットワーク構築と未就学期における発育や好奇心の喚起に関わる学習コンテンツの開発・実践を推進する。 これにより幼少期から科学的好奇心を育み、その後の小・中・高等学校での学習基盤構築や、親子での学習機会を創出する。 また、科学的関心が低下しがちな世代や科学に対する関心が低い方へは、先端科学技術を用いてさまざまなスケールで自然を見る体験プログラムや先端科学技術へ応用されている自然素材やその機能に触れるといったプログラムを通じ、科学への興味や好奇心を引き出す。 これらのプログラム開発および実践は、他機関と連携して広く実施し、普及展開を行う。