図3 “1センサー、1受容体”ルールの破れ

遺伝子工学的に変異を加えた匂い受容体遺伝子や自然に存在する匂い受容体偽遺伝子は壊れた匂い受容体を産生する。
これら壊れた匂い受容体を活性化した匂いセンサーでは、他の正常な匂い受容体を同時に活性化しており、“1センサー、1受容体”ルールが破れていることが判明した。
この結果は、“正常な匂い受容体が活性化されると、負のフィードバック機構により2番目の遺伝子の活性化を抑えている”ということでしか説明できない。

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This page updated on October 31, 2003

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