JST(理事長 北澤 宏一)は、新規施策「知財活用促進ハイウェイ」における「大学特許価値向上支援」として、試験費および技術移転調査費の対象となる課題を平成23年2月21日(月)から3月22日(火)正午まで募集します。
知財活用促進ハイウェイは、投資機関などと連携しつつ、大学や公的研究機関など(以下「大学など」という。)が保有する未利用特許の活用を推進するための制度です。大学などの研究成果の実用化・社会への還元を促進し、これにより社会経済や科学技術の発展や国民生活の向上を図ることを目的とします。具体的には「大学特許価値向上支援」、「投資機関などとの連携」、「特許の技術分析情報の提供」、「特許に阻害されない研究環境(科学技術コモンズ)との連携」を4つの柱としています。
このうち「大学特許価値向上支援」は、大学などの試験研究および技術移転調査を合わせて支援するものです。今回、この試験研究および技術移転調査の課題を広く募集します。試験研究費は200万から300万円、技術移転調査費は50万円程度、期間は平成23年5月から平成24年3月です。なお、本公募は、平成23年度政府予算の成立を前提としています。予算の成立状況によっては、事業内容や実施内容を変更する場合があります。
知財活用促進ハイウェイ「大学特許価値向上支援」の概要および応募方法の詳細については、別紙を参照してください。また、応募方法の詳細などは公募要領(下記URLのホームページからダウンロードできます)を参照してください。
ホームページURL:https://www.jst.go.jp/chizai/gyomu4-1.html