No. | 賞名 | 受賞者(所属機関) | 受賞理由 |
---|---|---|---|
1 | イノベーションコーディネータ大賞・ 文部科学大臣賞 |
鈴木 康之 (JSTイノベーションサテライト静岡) |
「企業+研究者+コーディネータ」の三者面談や技術の棚卸しなどユニークな活動を中部圏各地域で展開。地域の特徴を生かしつつ『地域のあるべき姿』を描いた受賞者の情熱と行動力は他のコーディネータのモデルとなる。 |
2 | イノベーションコーディネータ賞・ 科学技術振興機構理事長賞 |
田中 一郎 (帯広畜産大学 地域連携推進センタ―) |
産業の集積が弱い地域で、地元産業・大豆と結びつけた新事業化に成功。企業ニーズに対応して技術相談から販売までワンストップサービスする支援体制を構築した点は高く評価できる。 |
3 | イノベーションコーディネータ賞・ 奨励賞 |
江上 美芽 (東京女子医科大学 先端生命医科学研究所) |
「再生医療の本格化に向けた最先端技術融合拠点の形成」を、産学連携活動で短期間に実現。国際的なイニシアティブを獲得すべく、受賞者のリードの下で早期に国際連携フレームを構築しており、グローバル化に腐心している。 |
4 | イノベーションコーディネータ賞・ 奨励賞 |
大澤 住夫 (株式会社 信州TLO/社団法人 発明協会) |
創意工夫に富んだ活動や地元企業と大学との関係構築により、信州TLOを黒字経営化している点は特筆できる。入口から出口まで一貫してコーディネートする中堅コーディネータの模範となる活動と言える。 |
5 | イノベーションコーディネータ賞・ 奨励賞 |
佐藤 明 (秋田県 産業労働部) |
県職員として、秋田医工連携ネットワークを構築。医療ニーズ集と技術シーズ集の作成などの活動により、医師と工学研究者・企業技術者を1つに結び、多くの共同研究を創出。産学官連携の新しいあり方を提示した。 |
6 | イノベーションコーディネータ賞・ 奨励賞 |
村上 雄一 (財団法人 仙台市産業振興事業団) |
「御用聞き型企業訪問」を実践し、仙台圏の数多くの中小企業を訪問。的確な課題設定・目標設定・アドバイスなどにより、数々の新製品を世に送り出し、大きな売上をもたらすなど、産学連携のモデルと言える。 |
7 | イノベーションコーディネータ賞・ 若手賞 |
内島 典子 (北見工業大学) |
「全国若手産学官連携実務者勉強会」を立ち上げ、若手コーディネータが参加しやすいコミュニティを構築したことは特筆できる。広域かつグローバルに拡大する芽となることが期待できる。 |
8 | イノベーションコーディネータ賞・ 若手賞 |
隅田 剣生 (大阪大学 産学連携推進本部) |
企業化シーズを発掘する「ベンチャーサポートプログラム」を企画・開催して数多くの企業化を実現し、阪大発ベンチャーの設立に大きく貢献しただけでなく、コーディネート人材の発掘・育成も主導的に行っている。 |
9 | イノベーションコーディネータ賞・ 若手賞 |
宮里 大八 (琉球大学/株式会社 沖縄TLO) |
研究機関、企業、自治体などへの豊富なヒアリングから広い分野のマッチングを行いプロジェクトを形成している。沖縄県を中心としたアジア圏を視野に入れた新しいスタイルの産学連携の仕組み作りが期待できる。 |
10 | 功労者賞 | 稲村 實 (岡山県立大学 地域共同研究機構) |
1998年に「ニーズオリエンテッド型」を提唱し実践してきたことは、その後の全国の産学連携活動方針に多大な影響を与えた。また人材育成も含めた地道な活動は高く評価できる。 |
11 | 功労者賞 | 柴田 義文 (静岡技術移転合同会社) |
浜松地域の産業活性化のため、産業クラスターや知的クラスターの事業運営の中心的存在として活躍。まさに連続的な地域イノベーション創出の活動に多大な貢献をした。 |
大学などの持つ有効な技術シーズを発掘し、商品化実現に向け産と学の効果的な橋渡しを行うなど、科学技術に関わるイノベーションの創出において、総合的に極めて優れたコーディネート活動を行った方。
シーズ発掘・マッチングなどの産学連携活動や企業化支援などの活動に優れた成果を上げており、かつコーディネート活動の仕組み作り・人材育成などにも優れた成果を上げた方。
総合的に優れたコーディネート活動を行っており、今後のさらなる活動の発展が期待される方。
優れたコーディネート活動を行っており、今後の活躍が大いに期待される45歳未満の若手のコーディネータ。
コーディネート活動・コーディネータ制度の整備・発展に関する活動において、特に優れた功績を上げた方。