課題名 | 日本側研究代表者 | 所属・役職 | 課題概要 | |
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中国側研究代表者 | ||||
韓国側研究代表者 | ||||
1 | 代替および観測資料に基づいた東北アジアにおける過去千年間の水文気候変動-東アジアにおける21世紀末の温暖化と降水量増加への対応- | 柏谷 健二 | 金沢大学環日本海域環境研究センター 教授 |
本研究交流課題は、湖沼-流域系を対象として、観測が不備な時代の資料と、現在の観測資料との比較分析を行えるような観測所網の構築を目的とする。 具体的には、日本中部の余呉湖・滝谷池、中国東北部の興凱湖・鏡泊湖、韓国の義林池等の湖沼-流域系を代表的な観測所として観測・調査・研究を行い、得られた結果の比較検討や資料の共有化を進める。 3ヵ国の研究チームが相互補完的に取り組むことにより、今世紀末までの長周期の諸災害への対処に大きく貢献することとともに、観測網が欠けている地域での環境影響評価にも重要な役割を果たすことが期待される。 |
Shen Ji (シェン・ジ) |
中国科学院南京地理湖沼研究所 副所長・教授 湖沼科学・環境科学国家重点研究室 主任 |
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Kim Ju Yong (キム・ジュヨン) |
韓国地質資源研究院 表層地質・環境変動部門 主席研究員 |
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2 | 未来型製鉄・製鋼プロセスの最新技術開発 | 月橋 文孝 | 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授 |
本研究交流課題は、鉄鋼生産の上行程におけるエネルギー効率の最適化を目的とする。 具体的には、日本側では製鉄プロセス、中国側では連続鋳造プロセス、韓国側では高炉製鉄プロセスの研究を担当し、各プロセスのエネルギー効率の最適化に特化した研究を推進する。 3ヵ国の研究チームが相互補完的に取り組むことにより、温室効果ガス排出量削減のための鉄鋼製造上行程における総合技術が生み出されることが期待される。この技術は、日中韓3ヵ国のみならず、世界中で21世紀の地球環境思索に見合う活動をすべき鉄鋼業にとって効果的な技術となりうると考えられる。 |
Wang Wanlin (ワン・ワンリン) |
中南大学 金属科学工学科 教授 |
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Sohn Il (ソン・イル) |
ヨンセ大学校 材料科学工学科 助教 |
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3 | 次世代地震ハザードマップ作成のためのハザード評価手法の高度化に関する研究 | 藤原 広行 | 独立行政法人 防災科学技術研究所 防災システム研究センター 総括主任研究員 |
本研究交流課題は、次世代地震ハザードマップの作成に向けた、地震ハザード評価手法の高度化を目的とする。 具体的には、各国のハザードマップ作成の方法論とデータについて比較し、各国の現状を踏まえた上での次世代地震ハザードマップのために必要な事項について検討し、強震動の予測手法を高度化させるための研究を実施する。 3ヵ国の研究チームが相互補完的に取り組むことにより、地震災害軽減に向けて、それぞれの国が持つ地震危険度に関する情報の共有化や、各国の現状を踏まえた上でのより精度の高い地震ハザードマップ作成手法の開発がなされることが期待される。 |
Tao Xiaxin (タオ・シャーシン) |
ハルビン工業大学 土木行程学院 教授 |
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Jun Myung-Soon (ジュン・ミュンスン) |
韓国地質資源研究院 地震研究センター 主席研究員 |