１．趣旨

国民の科学技術についての興味・関心を深めるため、科学コミュニケーション活動を支援することにより、国民が科学技術や理科に身近に触れる機会を充実させる「地域の科学舎推進事業」を実施しています。

このため本プログラムにおいては、自治体・科学館・大学・研究機関などがその特徴や実績を生かし、地域の児童生徒や住民を対象として実施する、科学技術に関する体験型・対話型の学習活動などを支援します。

２．支援対象活動形式および支援上限額

（１）単独型

• 単一の機関が、自らの特徴・経験を活かして日本国内で実施する活動。
• 支援上限額は５０万円（税込）。
• 地域の児童生徒や住民に広く開かれ、参加者にとって身近な場で実施される体験型・対話型の活動。
• 取り扱うテーマ・展開が分かりやすく、参加者の科学技術に関する科学コミュニケーション、興味・関心の向上に効果があること、および活動中の安全が確保できることに留意された活動。

（２）機関連携型

• 申請機関が他の機関と連携し（以下、連携する機関のことを「連携機関」と省略）、各々の機関の特徴を組み合わせて日本国内で実施する活動。
• 連携機関の法人格の有無は問わない。支援上限額は１００万円（税込）。
• 同一機関に属する複数の下部組織のみが共同で実施する企画は、「機関連携型」ではなく「単独型」として申請すること。
• 地域の児童生徒や住民に広く開かれ、参加者にとって身近な場で実施される体験型・対話型の活動。
• 取り扱うテーマ・展開が分かりやすく、参加者の科学技術に関する科学コミュニケーション、興味・関心の向上に効果があること、および活動中の安全が確保できることに留意された活動。

（３）研修会実施型

• 機関が自らの特徴・経験を生かして研修会を開催する活動。
• 研修会の内容は、科学ボランティア・サイエンスコミュニケーター・科学リテラシーの普及に携わる方など、科学コミュニケーション活動の実践を志すスタッフ・講師・助手などを養成するものとする。
• 支援上限額は１００万円（税込）。
• 単一の機関による実施、複数の機関による実施のいずれも可。

３．支援内容

材料・消耗品費、講師・助手謝金、旅費・交通費、レンタル費、保険料、通信・運搬費、印刷・製本費、一般管理費。

４．募集期間

平成２２年４月２２日（木）正午から５月１７日（月）

５．支援対象とする活動の実施期間

平成２２年７月１日（木）から平成２３年２月２８日（月）に行われる活動

６．詳細について

募集の詳細については、下記のホームページをご覧ください。
http://sciencecommunication.jst.go.jp/chiikikatsudo/koubolist