図2
図2 cDNAマイクロアレイ製造工程と解析工程
cDNAマイクロアレイ解析工程
(1) 糖尿病モデルマウス、野生型マウスの肝臓からRNAを抽出する。
(2) 抽出したRNAを基にして、cDNAを作製する。この際、放射性同位体や蛍光物質をcDNAに取り込ませ、プローブ(遺伝子発現量をシグナル強度としてみるための探し針)とする。
(3) マイクロアレイにプローブ液をふりかけると、マイクロアレイ上のcDNAと同じ遺伝情報を持ったプローブは結合する(結合することをハイブリダイゼーションという)。結合したプローブのシグナル強度は、RNAを抽出したマウスにおける遺伝子発現量に依存するので、シグナル強度の比較により、各マウス間における遺伝子発現量差を調べる事ができる。
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