| 課 題 名 | 「下水汚泥酸発酵システム」 | ||||||
| 研 究 者 | 広島大学教授 西尾 尚道 | ||||||
| 所 有 者 | 西尾 尚道（広島大学教授） 独立行政法人科学技術振興機構 JFEエンジニアリング株式会社 | ||||||
| 委託企業 | JFEエンジニアリング株式会社 | ||||||
| 開 発 費 | 19,754,122円 | ||||||
| 開発期間 | 平成14年3月～平成16年3月 | ||||||
| 評 価 |
本新技術は下水処理の過程で発生する汚泥を、酸発酵により処理するシステムに関するものである。一定温度の嫌気的条件下で、下水汚泥に超音波照射及びアルカリ添加を行い、可溶化を促進し、さらに酸発酵させることにより、短時間で大幅な減量化率を図ると共に、副産物の有機酸を下水処理の脱窒用還元剤として有効利用することを可能にするものである。 本開発においては、超音波及びアルカリによる可溶化処理と、酸発酵処理を一部並列・循環させる低コストの処理プロセスを考案して実証試験を実施し、その結果、汚泥滞留日数2日間において下水汚泥減量化率約51％を達成した。 本システムは、今後の下水汚泥処理設備の高度化において、広く採用されることが期待される。 | ||||||
| 評 価 者 |
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| 評 価 日 | 平成16年4月23日 | ||||||