| 課 題 名 | 「高速汚泥コンポスト化システム」 | ||||||
| 研 究 者 | 藤田正憲（大阪大学大学院工学研究科 教授） | ||||||
| 所 有 者 | 藤田正憲（大阪大学大学院工学研究科 教授） 木佐木収（社会福祉法人甘木市福祉会 理事） 財団法人海洋都市開発研究会 ネスコ薬品株式会社 | ||||||
| 委託企業 | 株式会社エス・サイエンス | ||||||
| 開 発 費 | 896,108,924円 | ||||||
| 開発期間 | 平成10年3月～平成15年12月 | ||||||
| 評 価 | 本新技術は、下水汚泥などの有機系廃棄物をごく短期間でコンポスト化する高速コンポスト化システムに関するものである。 本システムは、処理する汚泥と種材（種材としては、製造したコンポストを使用）を高圧混練し、団粒構造を形成させ、発酵槽下部から空気の通気性を高めると同時に温度を上昇させている。これにより、汚泥など粘性の高い有機廃棄物であっても、おがくず等の水分調整材を用いずに好気性醗酵を促し、悪臭をほとんど発生させることなく短時間でコンポストを製造することが可能となった。 本システムは、病原菌・寄生虫卵・雑草種子を死滅させるのに十分な好気性高温代謝型の発酵が行われるため、衛生的なコンポストを製造できる特徴を持ち、下水汚泥をはじめとする有機系廃棄物の再利用に広く利用されることが期待される。 | ||||||
| 評 価 者 |
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| 評 価 日 | 平成16年4月23日 | ||||||