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別紙

地球規模課題対応国際科学技術協力事業 平成22年度研究提案募集の概要

1.事業の趣旨

地球規模課題対応国際科学技術協力事業は、開発途上国などのニーズをもとに、地球規模課題を対象とし、将来的な社会実装の構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進することによって、地球規模課題の解決および科学技術水準の向上につながる新たな知見を獲得することを目的としています。また、その国際共同研究を通じて開発途上国などの自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。

2.公募の概要

(1) 募集期間

平成21年9月9日(水)~11月11日(水)午前12時(正午)

※なお、日本国内の研究機関よりJSTへ研究課題を応募いただくとともに、相手国研究機関からも相手国内技術協力担当省庁を通じて日本の外務省に技術協力プロジェクト実施の要請が11月11日(水)までに提出されることが必要です。

(2) 研究分野と研究領域

※上記6つの研究領域を通じて1件のみ研究提案の応募を行うことができます。

(3) 公募対象

日本国内の大学、研究機関、公益法人などに所属する研究者。また、相手国研究機関は、ODA技術協力対象国にある公共性のある活動を行っている研究機関・公益法人などが対象となります。

(4) 研究期間(国際共同研究期間)

原則として3~5年です。

※JICAと相手国政府および共同研究実施機関との討議結果に基づき最終的に決定されます。相手国との討議の終了まで時間を要することがありますので、予めご承知おきください。

(5) 研究経費の目安

1課題あたりのJSTからの委託研究費は、研究期間で年間4千万円(間接経費を含む)程度(5年計画であれば2億円程度)とします。

なお、この他に、別途JICAからのODA技術協力による支援があります。

予算成立の状況などにより変更・調整が必要となる場合があります。

(6) 対象となる国(共同研究相手国研究機関の所属国)

ODAの技術協力の対象となっている諸国(アジアおよびアフリカを重点としています)。

※中国については、応募対象とはしません。イコールパートナーシップの下で行われる事業(例:「戦略的国際科学技術協力推進事業(JST)」など)を活用してください。

※情勢により対象国を変更する場合があります。

(7) 採択予定課題数

採択予定課題数は、全ての研究分野・領域の合計で20件程度を予定しています(事業全体の予算や提案課題の内容・予算により変動します)。

(8) 研究提案の応募方法

府省共通研究開発管理システム(e-Rad)より受け付けます。

e-RadポータルサイトURL:http://www.e-rad.go.jp/

(9) 公募説明会

以下の2ヵ所で公募説明会を実施します。

なお、公募説明会終了後に、JICAより本事業におけるJICAと研究代表者所属機関との間の経費の枠組みについての説明会(1時間程度)を行う予定です。

  1. 1関西地区
    日時:平成21年9月15日(火)午後2時~午後4時
    会場:JICA兵庫 ブリーフィングルーム(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2)
    地図:http://www.jica.go.jp/hyogo/office/access.html
  2. 2関東地区
    日時:平成21年9月25日(金)午後2時~午後4時
    会場:JST東京本部 地下1階 JSTホール(東京都千代田区四番町5番地3)
    地図:https://www.jst.go.jp/global/ask.html

(10) お問い合わせ先

独立行政法人 科学技術振興機構 地球規模課題国際協力室
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
Tel:03-5214-8085 Fax:03-5214-7379
E-mail:

※詳細は、募集ホームページ(https://www.jst.go.jp/global/koubo.html)を参照してください。