社会技術研究開発事業　平成２１年度における
研究開発プロジェクトおよびプロジェクト企画調査の
採択決定について

　ＪＳＴ（理事長　北澤 宏一）は、社会技術研究開発センター（センター長　有本 建男）の社会技術研究開発事業における平成２１年度新規採択研究開発プロジェクトおよびプロジェクト企画調査^注１）を決定しました（資料１、２）。
　社会技術研究開発事業は、社会の具体的な問題の解決を通して、社会的・公共的価値の創出を目指す事業です。社会問題の解決に取り組む関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進して、現実社会の具体的な問題解決に資する成果を得るとともに、得られた成果の社会への活用・展開を図ります。
　本年度は、研究開発プログラム「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」、「犯罪からの子どもの安全」、「科学技術と社会の相互作用」について、平成２１年４月１４日（火）から６月９日（火）の期間で募集を行いました。
　その結果、大学や独立行政法人、企業に加えて特定非営利活動法人や地方公共団体なども含む多様な提案者から合計１３０件の応募がありました（資料３）。
　募集締め切り後、領域総括および領域アドバイザーが書類選考と面接選考（事前評価）を実施し、１２件の研究開発プロジェクト（うち１件は、実行可能性調査^注２）として）、および７件のプロジェクト企画調査を採択しました。
　今後、契約などの条件が整い次第、研究開発および企画調査などを開始する予定です。