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科学技術振興機構報 第630号

平成21年4月15日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)
Tel:03-5214-8404(広報ポータル部)
URL http://www.jst.go.jp

戦略的国際科学技術協力推進事業
「日本−ドイツ共同研究」新規プログラムの開始について

 JST(理事長 北澤 宏一)は、平成21年4月15日(日本時間)にDFG注)(ドイツ研究振興協会 会長 マティアス・クライナー)との間で、新たに国際共同研究プログラムを実施する覚書を締結します。これはJSTが平成21年度より開始する「戦略的国際科学技術協力推進事業(共同研究型)」の最初の国際共同研究として、文部科学省とドイツ連邦教育研究省(BMBF)との合意に基づき実施するものです。
 この覚書のもと、JSTとDFGは「ナノテクノロジー」の分野での国際共同研究を実施することに合意しました。日本とドイツは同分野において国際的に高い技術水準にあり、かつ重点的に研究資金の投入による研究開発の強化を推進しています。また、これまでJSTとDFGは平成18年以来、ナノエレクトロニクス分野での研究交流促進プログラムを実施し、これまでに16件の採択課題を推進(現在3回目の公募選考中)しています。大型の国際共同研究を実施することにより、相乗効果が生まれ、日独双方の科学技術の更なる発展が期待されます。
  新しい国際共同研究ではJSTとDFGの共同公募および共同審査により、2課題程度の研究課題を採択する予定です。採択された研究課題に対して、JSTとDFGの双方から1課題あたりそれぞれ年間1億円を上限に3年間から5年間、研究資金の支援により共同研究を推進します。今回の覚書締結を受けて、5月からJSTとDFGによる共同公募を実施する予定です。
  JSTでは、平成15年度から「戦略的国際科学技術協力推進事業」として、政府間合意などに基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した協力対象国・分野における日本と他国の研究者との間の活発な研究交流を推進しています。さらに平成21年度では、「戦略的国際科学技術協力推進事業(共同研究型)」を開始し、日本と外国の研究チームによる国際共同研究を戦略的に支援することにより、単一国だけでは解決できない国際共通的な課題の解決や日本の科学技術力の強化につながることを目指します。

JST国際科学技術部ホームページURL:http://www.jst.go.jp/inter/index.html

注)ドイツ研究振興協会(DFG)
 1921(大正10)年に設立された本部をボン市におく非営利・非政府組織。自然科学と人文科学全分野にかかわる研究プロジェクトに資金を提供し、研究者間の協力を促進している。
 ホームページURL:http://www.dfg.de

<お問い合わせ先>

独立行政法人 科学技術振興機構 国際科学技術部
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
担当:屠 耿(ト コウ)、寺下 大地(テラシタ ダイチ)、青木 一彦(アオキ カズヒコ)
Tel:03-5214-7375 Fax:03-5214-7379