開発を終了した課題の評価

機構報第63号


課 題 名 「高保水性軽量化マットを用いた屋上緑化技術」
研 究 者 早稲田大学理工学総合研究センター 客員教授 森 有一
所 有 者 森 有一(早稲田大学理工学総合研究センター 客員教授)
メビオール株式会社
株式会社向山蘭園
委託企業 株式会社久保工
開 発 費 103,740,724円円
開発期間 平成13年3月~平成16年3月
評 価  本新技術は、高保水性人工軽量土壌とトレーユニットにより、施工・維持管理低減が可能な屋上緑化技術に関するものである。
 本技術では、植物の生育に重要なカルシウムイオンの吸着を低減させたハイドロゲル等を配合した高保水性人工軽量土壌および最適な土壌条件(固相、液相、気相比率)を確保できるトレーユニットにより、軽量かつ人為的灌水が大幅に軽減可能な屋上緑化システムを実現した。
 本技術による屋上緑化システムは、施工性が良く、超薄層芝緑化(土厚6cm)から中高木緑化まで汎用性があり、灌水等の維持管理がほぼ不要なため、屋上等の人工地盤上緑化への利用が期待される。
評 価 者
科学技術振興審議会 技術移転部会 委託開発事業評価委員会
委員長    高橋 清
委 員    石谷 炯、井街 宏、木村 茂行、桐野 豊、中川 威雄、西川 壽子、増田 善昭、八嶋 建明、吉村 進
評 価 日 平成16年4月23日

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