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別紙2

さきがけ大挑戦型の新設について

1.概要

 さきがけでは、チャレンジングな研究をさらに推進するため、大挑戦型を新設し、実現の可能性の観点からは明確な見通しが得難いが、成功した場合には飛躍的、画期的な成果が期待できる研究(ハイリスク研究)を積極的に採択します。

2.特徴

(1)さきがけの応募者は通常の選考(通常型)に加え、大挑戦型としての審査も受けることができます。

(2)研究期間中に目指す「挑戦目標」を掲げ、当該研究領域において、研究総括の下で他の研究者と交流を持ちつつ挑戦目標の達成に向けて研究を行います。

(3)研究費については、研究の進捗により研究費総額で最大2倍程度までの増額が認められる場合があります。

(4)当初設定の研究期間にかかわらず、ハイリスク研究であることを考慮した上で、研究総括の判断により研究期間を延長・縮小する場合があります。原則として研究期間は3~5年としますが、研究の進捗や進展の見通しによっては、1年で終了することもあれば、最長で5年目の年度末まで延長できる場合もあります。

(5)中間、事後評価では、ハイリスク研究に挑戦したことを前提とした評価を行います。


3.選考プロセス

 従来の書類審査(1次審査)、面接審査(2次審査)を経て研究総括により推薦された大挑戦型の研究提案に対して、さらにさきがけ大挑戦型審査(3次審査)を行います。




さきがけ大挑戦型