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別紙1

戦略的国際科学技術協力推進事業「日本-ドイツ研究交流」
平成21年度新規課題募集概要

1.「日本-ドイツ研究交流」の趣旨・目的

 本研究交流は、政府間合意に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定したドイツとの協力分野(「ナノエレクトロニクス」)において研究交流を実施することにより、日本とドイツとの科学技術分野における協力および日本の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。

2.募集分野

 「ナノエレクトロニクス」分野に関する研究交流の課題とします。

3.応募資格

1日本国内の大学、研究機関、企業などで研究に従事している研究者で、日本とドイツにおいてすでに進行中の研究が強化され、さらに付加的な価値が創出される研究交流である研究課題を対象とします。

2募集窓口は、日本側研究者はJSTへ、ドイツ側研究者はドイツ研究協会(DFG) 宛に共同プロジェクトとして応募いただきます。


4.支援期間(研究期間)

 原則3年。

5.支援規模

 1課題あたり、総額1500万円/3年(500万円/1年)を上限とします。(ただし、間接経費を含む)

6.支援の内容

 支援費は、研究交流費と試験研究費で構成されます。

・研究交流費には旅費、シンポジウム・セミナー開催費が、試験研究費には消耗品費、設備備品費などが含まれます。

・間接経費として、原則として研究交流費と試験研究費の合計の10%以下を支出することができます。


7.採択予定数

 8課題程度。

8.応募方法

 府省共通研究開発管理システム(e-Rad)から応募してください。募集関係の情報は、JST 国際部ホームページからも入手できます。

e-Rad ポータルサイトURL:http://www.e-rad.go.jp/
JST 国際部ホームページURL:https://www.jst.go.jp/inter/index.html

9.募集期間および選定スケジュール

募集期間 平成21年 1月15日(木)~3月19日(木)午後5時締切
審査 平成21年 4月~6月
課題選定 同年 7月頃
契約 同年 8月頃

10.選考の方法

 日本側はJSTの国際科学技術推進委員が、ドイツ側はDFGの評価委員が、独自に全ての提案書を評価した後、この評価結果をもとにJSTとDFGが協議して支援課題を選定します。

11.審査にあたっての評価基準

 以下の基準を適用します。

1制度の主旨および対象分野への適合性

2研究代表者の適格性

3計画の妥当性

4研究交流の有効性

5現在の研究活動


12.研究交流費と試験研究費の配分について

 本事業の研究費は試験研究費にも用いることができますが、本事業の趣旨が国際研究交流を支援することにある点に鑑み、研究交流費により多く配分することが期待されています。