JSTトッププレス一覧科学技術振興機構報 第593号 > 別紙4
別紙4

選考の観点


1.技術の新規性

 原則として特許が出願されており、未だ企業化(実用化)されていない新規な技術であること。

2.国民経済上の重要性

 科学技術、医療水準の向上、国民生活の発展向上への寄与が期待でき、事業性(想定される市場での当該製品の売上など)が見込まれること(製薬企業などとの共同開発、ライセンスアウト、業務提携などが十分期待できること)。

3.イノベーションの創出の可能性

 日本の産業における国際競争力を高める可能性があり、新たな社会的価値や経済的価値を生み出すことが期待できること。

4.開発計画の妥当性

 実用化を目指す上で、研究成果が十分蓄積しており、開発目標、解決すべき問題点を踏まえて、開発実施計画(開発の方法、資金、期間など)が合理的に立案されており、実用化(医薬品製造販売承認)の可能性が高いと期待できること。

5.開発実施企業の創薬開発基盤および経営・財務基盤

 企業としての開発(治験など)能力(人材、設備、経験など)を有しており、実用化に向けた組織体制や資金計画などが明確にされていること。