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別紙2

平成20年度 革新的ベンチャー活用開発
「創薬イノベーションプログラム」 概要


1.目的

 大学などの研究成果のうち、医薬分野における開発について創薬研究開発型企業による企業化開発を推進し、革新的な医薬品、医療機器の実用化を目指す。

2.申請者

○新技術の所有者の了承のもと、開発実施企業が申請
(新技術の所有者に大学、独立行政法人などの公的研究機関または前記機関に属する個人が含まれていることが必要)

○高い研究開発能力をもとに、新しい技術の研究開発を実施できる日本の法人格を有する資本金300億円以下の企業

○当該開発を円滑に遂行するために必要な創薬基盤(資金、人材、体制、設備など)を有していること。ただし、自己資金単独では、当該開発が困難であること

○資金、設備などについて十分な経営管理能力を有していること

○単独の企業による申請であること。特別な研究開発能力、研究施設などの活用の観点から、企業での連携が必要である場合は、代表の企業での申請は可能

○原則として3期以上の決算報告があること


3.応募対象

○非臨床試験、臨床試験(治験)などの医薬品開発を行う課題

○開発終了時に、製薬企業などへのライセンスアウトまたは共同開発などの成果実施が可能であること(フェーズIIa相当)


4.開発経費/開発期間

○1課題当たり 1~2億円/年

○最長5年


5.開発成果

○開発の実施により売上げが生じた場合は、売上高に応じた実施料をJSTに支払う

○JSTは、支払われた実施料をJSTと新技術の所有者に配分