「産から学へのプレゼンテーション」の
第１回開催およびプレゼン企業募集について

　ＪＳＴ（理事長　北澤 宏一）は、産学連携を促進する活動の一貫として、産と学のマッチングを図る新たなかたちの発表会として、「産から学へのプレゼンテーション」を開催します。
　オープンイノベーションが競争力強化、新事業創出への有効な手段であるという認識が広がり、産業界は大学の「知」の活用に対して積極的になってきています。そのような中、産と学が出合うきっかけづくりとして、大学側から企業側へ研究成果情報を発信するシーズ主導型の発表会がこれまでに多数開催されています。
　今回、新たに始める「産から学へのプレゼンテーション」は、これまでの発表会とは逆に、企業側がプレゼンテーションを行い、短期的な解決を求めている課題や中長期的なアライアンスについての展望などの企業ニーズを大学側に対して主体的に発信するものです。プレゼンテーション後には、個別相談会を実施します（別紙１参照）。これをきっかけとした、企業ニーズ主導型の"事業化指向が明確な産学連携"が行われることで、大学などから生まれる研究成果の社会還元がより促進されるものと期待されます。
　第１回は平成２０年１２月４日（木）に開催し、企業３社がプレゼンテーションを行います（別紙２参照）。また、第２回は平成２１年１月末を予定しており、本年度内に数回開催する計画です。
　現在、第２回以降の開催でのプレゼン企業を募集しています。