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図4

図4

図4 EML4-ALK陽性細胞の静脈注射実験

 EML4-ALK陽性細胞をマウス尾静脈から投与したところ、1ヵ月以内に10匹中9匹が死亡した。両肺には無数の肺がんが播種しており(右下図)、呼吸不全による死亡と考えられた。一方、同様に静脈注射したマウス10匹にALK阻害剤を毎日経口投与したところ、全例が生存し、しかも肺内には腫瘍は認められなかった(右上図)。